11月17日


二番目にエウリュマコスを射る。館での狼藉をアンティノオスのせいにして自らは生き延びようとしたのだが、オデュッセウスは容赦しなかったのだ。

三番目に、アンピノモスがオデュッセウスに斬りかかるところを、今度はテーレマコスの槍によって討たれる。それに続くのが次の詩行だ。


Τηλέμαχος δ᾽ ἀπόρουσε, λιπὼν δολιχόσκιον ἔγχος
α
ὐτοῦ ἐν Ἀμφινόμῳ: περὶ γὰρ δίε μή τις Ἀχαιῶν (22-95,6)

テーレマコスは飛び退いた、影長き槍を残して

アンピノモスに刺さったまま。というのは恐れたのだ、アカイア人の誰かが


ἔγχος ἀνελκόμενον δολιχόσκιον ἢ ἐλάσειε
φασγάν
ῳ ἀΐξας ἠὲ προπρηνέα τύψῃ. (22-97,8)

影長き槍を引き抜いているところを切りつけはせぬか

剣で躍りかかって、あるいは前屈みになっているところを突きはせぬかと


この詩編ではこれまで戦闘場面はほとんどなかった。しかしここに来て、やはり戦闘場面に秀でた詩人の作であることを改めて認識させられる。この一節などは『イーリアス』にあってもおかしくない。「引き抜いているところを切りつけはせぬかἀνελκόμενον ἐλάσειε」とか「前屈みになっているところを突きはせぬか προπρηνέα τύψῃ」とか、臨場感ある戦場心理だ。


海外で行ってみたいところはいくつかある。マチュピチュは長年の夢だが果たして機会があるかどうか。

ところで「マチュピチュ」は地元の言葉で「老いた峰」を意味する。地元の言葉とはケチュア語で、ペルーでは今でも公用語の一つだ。アルパカやコンドルもケチュア語起源らしい。