7月7日
オデュッセウスの嘘八百を聞いてアテーネーはこう応える。
σχέτλιε, ποικιλομῆτα, δόλων ἆτ᾽, οὐκ ἄρ᾽ ἔμελλες, (13-293)
手に負えない人だ、狡猾で、謀に飽きない。まったく
οὐδ᾽ ἐν σῇ περ ἐὼν γαίῃ, λήξειν ἀπατάων
μύθων τε κλοπίων, οἵ τοι πεδόθεν φίλοι εἰσίν. (13-294,5)
あなたの故郷にあってさえやめようとしない、偽りを
そして作り話を。それら(偽りや作り話)をあなたは根っから好きなのですね
アテーネーまでが呆れている。必要を越えた嘘偽りの脚色、その凝りようをみると、「それら(偽りや作り話)をあなたは根っから好きなのですねοἵ τοι πεδόθεν φίλοι εἰσίν」という評は全く当たっている。
今日は七夕。
しかし雨催いで雲は重く垂れ込めている。
七夕や短冊に書かざりしこと 拙作