1月30日


第2歌最終行は


παννυχίη μέν ῥ᾽ ἥ γε καὶ ἠῶ πεῖρε κέλευθον. (2-434)

船は夜を徹し明け方まで航程を進んでいった。


だ。一章を閉じるに相応しい末尾だ。次の第3歌以降の展開が待たれる。


きのうは初句会だった。

印象に残った句に

  またひとつ少女の身投げ雪しずり  黙壺子

がある。「雪しずり」とは木や屋根に積もった雪が滑り落ちること。思いがけない大きな音がすることもある。それを「少女の身投げ」とは、比喩の大胆さに脱帽。

もう一句、

  竹馬やスカイツリーを跨ぎ行く  流水

荘子並に気宇壮大で楽しい。