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2024,1,3初の長編小説「星の光源~アン・マンズフィールド・サリヴァン異聞」土井章寛著 発売されました。

かわりに、男性スタッフがゆっくり動いていた。

彼は、私に何一つ指図しなかった。

そして

 

「あっ・・どうもすみせん・・」とか

「あっ・・助かります」とか

ひとり言のように呟き。それに反射するように、周りの空気はゆったりと動いていた。

 

これが介護現場の「朝食時」のい基本であることは言うまでもない。

ゆったり動かなければならないし、言葉使いも、ほんわかしなければならない。

 

お局は、こう言っていた。

「ねえ・・いい加減にしてく入れる?なにやってんの?」

「あんたのせいで、こんなにも忙しいわ!」

「急いで、急いで、急いでよお!」

 

彼女は腰に手を当て、仁王のように立ち、私を威嚇して

その目つきのまま、食事をする利用者たちを、見渡していたのだ。