会社で、防災担当をやってるんですが、
先日、帰宅困難者対策について議論になりまして。
震災が起こったら、企業は自社の社員を3日間はオフィスに留めておくべし、
という、東京都帰宅困難者対策条例に関する話。
とは言え、どうしても帰りたい!
という社員は出てくるだろうけど、どうしたもんか・・・
みたいな話をしました。
そもそも、
どうしても帰りたいという社員を減らす必要があるのでは?
と思うのですよ。
どうしても帰りたいケースと言うのは、
家族が家庭が心配だからだと思いますが、
それは、自宅周辺のコミュニティがしっかりしていないから、
そうなっちゃう、という側面もあるはず。
進んでいる自治会では、
自治会のなかの要介護者を把握し、
何かあったら優先して対応したり、
自治会としての安否確認方法が確立しているので、
地域のコミュニティに任せて安心なんです。
それが、そんな動きも無く、
各家庭がバラバラだったら、
そりゃ、心配で帰りたくなりますよね。
私も、元家の町内会で、
自主防災会の会長をやってましたが、
そんなコミュニティを作りたかったんです。
が、道半ばで地域を離れることになってしまったので、
残念。
なので、企業としても、
社員に対して、
地域コミュニティに参加しなさい!
と言うべきだと思います。
じゃなきゃ、家族が心配で、
企業の災害対策活動なんか出来るわけがない。
まぁ、強制はできませんけどね。
個人の自由なんで。
地域のコミュニティも、
職場のコミュニティも、
家族親族のコミュニティも、
どれも等しく大切なものですよ。
人類みな兄弟。