今日は、朝から本降りの雨が、ずっと続いています。
なので、里山活動も出来ないし、
掃除洗濯も出来ない。。。(掃除はできる?)
なので、里山活動での行政への提出書類を作ったり、
散髪に行ったり。
そして、今日は、これをガッツリ読みました。
突っ込みハッチの七転び八起き
著者:八代俊二
古くからのレースファンなら、ほとんどの人が知っている八代さん。
鹿児島県出身なのですよ。
あの平さんと同時期に、世界グランプリで活躍した方です。
なんたって、あのロスマンズホンダで、ガードナーのチームメイトでしたからね。
私がロードレースにハマるようになった1990年、
ちょうどレースから身を引かれたので、
現役時代をライブで観ていたわけではないのですが、
鹿児島出身のグランプリライダーってことで、ずっと気になってましたし、
その後、レース解説や誌上で見かけるようになり、
その鋭い視点や、とつとつとした語り口調が好きで、
MOTO-GP解説もやってほしいなぁ~って、ずっと思ってました。
で、一気にこの本を読んだのですが、
面白かった!!
ずっと、その経歴を不思議に思っていたのですが、
その謎が解けました。
そんな裏話があったのか!!
ネタバレになるので書きませんが、
話せるギリギリのところを率直に書かれていて、
でも、人柄をしのばせるような配慮もされていて、
痛快でしたね。
モリワキ時代とHRC時代は、
へぇ~~!!!
と思いながら、思わずクスっと笑っちゃう話がたくさんありましたよ。
これは、80年代のグランプリや全日本のレースを知っている人なら、
必読ですな。
いろいろ思いましたが、
日本のバイクメーカーって、ほんとそれぞれに色があるな!と。
この本では、主にホンダについて書かれていましたが、
技術先行タイプで、技術的に優れたものを作れば、ライダーもユーザーも着いてくるぜ!
・・・みたいな?
もともとそういうイメージはありましたが、
この本で描かれていたホンダも、まさにそれ。
イメージ通りで笑っちゃいました。
対してヤマハ発動機ですが、
ライダーとの調和を大切にする感じかな。
だけど主張も強く、美を意識しているって感じ。
さすが楽器メーカーから派生した企業だなと。
だからなのか、ホンダに対する対抗意識も強いですよね。
この、ホンダVSヤマハの構図は、外野から見ていても楽しいので、
続けてほしいです。(笑)
そしてスズキは、
良いものを安く
ですかね?
拘りは、それなりに強いのだけど、自己主張は控えめで、
ユーザーにとって良いものを、という姿勢が感じられるように思います。
カワサキは、
カワサキというブランドを楽しんでください
って感じか。
一番、固定客が多そうですよね。
まぁ、イメージですけど。
それから、本のなかで、
バイクの楽しさを、もっと発信していきましょう、
みたいな話がありました。
確かに、バイクの楽しさが、世間に伝わっていないと思います。
私も「なんでバイクに乗るんですか?」と聞かれ、
「走ってると気持ちいいからね~」と答えるのですが、
それじゃ、相手は全然納得しないんですよね。
「体むき出しで走っているのに、怖くないですか?」「危なくないですか?」
って、言われます。
そんなの忘れちゃうぐらいの感動があるってことを伝えないとね。
まぁ、このブログのツーリング記事で感じてくれる人がいれば良いのだけど。
語彙力がないので、気の利いたことは書けませんが、
今後も書き続けたいと思います。
最後に、八代さんは、今のMOTO-GPでの、
ホンダの苦境をどう見てるのか、興味津々ですねぇ。