先日の日曜日は、
八王子市環境保全課の方と打合せでした。
目的は、堀之内里山保全地域の現状とこれからについて、
意識合わせを行うことです。
保全地域で、一緒にあちこちを見て回り、
課題について話し合いました。
お陰で、色々なことが分り、
有意義な時間でしたよ。
やっぱり感じるのは、
それぞれの関係者間での、
連携ですかね。
この図は、まだ未完成なのですが、
里山保全地域の、ほぼ全てのエリアが入っています。
私たちが普段活動しているのは、畑の箇所。
里山保全地域は、「宮嶽池」や「田んぼの学校」付近を中心とし、
大柴原谷戸や宮嶽谷戸に広がっています。
行政だけでも、
東京都環境局と、隣接する都立公園を管理する部局、
八王子市環境保全課、水環境整備課、道路保全課
などがあり、
それらの連携が、ほとんど無いということが分りました。
雑木林の奥地では、こんな奇麗なスミレの群生がありましたよ。
こちらは、不法投棄の残土斜面に隣接する竹林。
ここは民有地なので、所有者にお任せなのです。
里山保全地域の中でも、
都有地になっている箇所は全体の3割ぐらいで、
残りはまだ民有地ですから、
民有地の保全は手が付けられず。
それでも、所有者の了解が得られれば、
保全活動はできるのですから、
そこに行政の支援が欲しいところ。
そんな課題を、
八王子市の方と共有させていただきました。
ほんと、都内でも貴重な里山環境ですから、
大事にしていきたいですね。
ここで、時を過ごすだけで、
癒されますって。ホント。