里山ボランティアに関して思うこと | タケシのありのまま日記

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旧名から変更しました。

ここ最近、里山ボランティア活動に関して、

 

様々な方々と接する機会があり、

 

ちょっと思ったことがいくつかあるので書き留めます。鉛筆

 

 

まず「東京都」です。

 

里山保全地域を指定しているのは東京都なので、

 

里山保全地域にとっての親玉、ボスですよ。凝視

 

で、東京都は様々な施策を展開し、里山を維持しようと努力を重ねています。

 

ただ、そこで足かせになるのは、

 

保全地域で発生した資源への制限。バツレッド

 

例えば間伐材(剪定した枝や、間引きした樹木)

 

の第三者への譲渡や売買は厳しく制限されています。

 

都民の共有財産だから。¥

 

なので、欲しい人がいても使ってもらえないのですよ。

 

間伐材なんて、薪にすれば引き取り手は沢山あるのに、

 

薪として個人に譲ったり売ったりできないのです。

 

小池知事の決断で何とかなりそうだけど?(笑)

 

東京都には、さらなる英断をお願いしたいですねぇ。。。

 

 

 

続いて、各ボランティア団体の共通の悩みが、

 

後継者不足です。ロボット

 

どこも団体を運営してくれる若手がいない。お願い

 

東京都も、興味のありそうな人を募集してマッチングするなどの努力をしていますが、

 

成果はなかなか上がりません。

 

このままでは、10年後には活動停止の団体が続出するでしょう。ドクロ

 

そうなると、里山の管理をやってくれる人がいなくなるわけです。

 

そうすると、東京都も困ります。

 

単に保全作業の手数が減るだけでなく、

 

その里山全体の保全計画を考えてくれる人もいなくなっちゃうわけです。

 

東京都が、個々の地域の保全計画まで立てられるはずがない。

 

そうなると、専門業者に保全計画から丸ごと委託するしかなくなり、

 

また費用がかかります。¥

 

 

が、この点については、こんな意見も聞きます。

 

「そもそも、ボランティア頼みという構造がおかしい」

 

「無償でやらせようなんて、虫が良すぎる」

 

「だからボランティアを引き受けてくれる人が減ってくるんだよ」

 

私、個人的には、この意見に対して、

 

「行政だって潤沢な予算を持ってるわけじゃないんだから、

 

ある程度ボランティアに頼っても良いのでは?」

 

と思っていたのですが、

 

ただ、そのボランティアが維持できなくなってしまうという現実を目の前にすると、

 

何かを変えないといけないのだろうな・・・と思うようになりました。ハロウィン

 

で、先日会った方も、こんなことを言ってまして、なるほど!と思いました。

 

里山保全活動を持続可能な活動にするためには、

 

スタッフの労務費やその他実費をカバーできるぐらいの収入が得られる仕組みを作るべき。

 

そして、里山環境には独特の体験価値があって、

 

それを、お金を払ってでも得たいという潜在的需要がある!

 

そうかぁ。。。驚き

 

行政からの助成金頼みじゃなくて、

 

里山保全地域を事業化するってことですよ。

 

テーマパーク?ニコニコ

 

なんか、里山保全活動は、無償活動が当たり前だと思ってきたけど、

 

そうじゃなくても良いのかもね、と思いました。

 

里山活動を副業にしてもいいかも??

 

実際、副業に出来たら、もっとやる気が出るかもね。(笑)