尾瀬への分岐を過ぎ、さらに国道352を西へ。
道は狭いですが、
こんな奇麗な景色が広がり、
周囲の紅葉もまた美しい!
そして、それほどアップダウンもなく、高原地帯を走る感じ。
そして尾根を越えて少し下ると、
こんな平坦な場所になりまして、
なんと、民家もありましたよ。
そして、福島県と新潟県の県境です。
これは只見川です。
上流側の景色です。
天気が良かったら、さらに素晴らしい景色なんでしょうね~。
で、さらば福島県。
でも、ここから魚沼まで、遠い。。。
時折、パラパラと雨も降る中、
山深い道をひたすら走ります。
すると、前方に、山の斜面を削った道路が見えてきました。
いよいよ奥只見湖を囲む山々をトレースする区間です。
完全にウェット状態ですが、まだレインウェアを着ずに、頑張ってます。(笑)
深い山の斜面に続く道。
この道は、あっちまで続いています。
前回、30年以上前に走った時も、
とにかく走っても走っても道が続いた印象があって、
も~勘弁して!
と思った記憶があります。
そして、遠くの方に、チラッと青空が見えてきました。
どんどん先に進んでいくと・・・
おぉ~、素晴らしい!
紅葉の山々と、青空がまた素晴らしい。
そして奥只見湖の湖面もよく見えてきました。
かなり標高が高いので、この道の下は断崖です。
そうそう、このルートは、ところどころに、
コンクリートの箇所がありまして、
沢の水を流すようになってます。
沢の水が、道路の上を流れるんです。
こんな感じ。
なので、ここを通過するときは、水しぶきが上がります!
まさか、GSX-R1000で沢渡りするとは!?
ところで、前回来た時は、ほとんど対向車もいなく、
バイクなんて皆無だったのですが、
今回は、意外と車も多かったし、
バイクもいましたね。集団もいたし。
そしてビックリしたのが、
自転車の人もいましたよ!
ここの沢は、水量が多かったです。。。
ブーツまでびちょびちょになりました。。。
そして、やっと銀山平まで辿り着きました。
ここは遊覧船が出るところです。
で、ここから魚沼まで残り30kmぐらいの距離感だったと思うのですが、
ここからは、奥只見シルバーラインという道があって、
魚沼までは快適なはず。
しかし!バイクはなぜか通行禁止なので、
このまま国道352で再び峠を越えなければいけません。
しかし、なんで奥只見シルバーラインはバイク禁止なんだろう。。。
もう時効なんで言っちゃいますけど、実は30年前に来た時、
この銀山平から先の峠が通行止めで、
かといって、散々走ってここまで来たのに、もう引き返せない!
ということで、奥只見シルバーラインを走ったんですよ。
トンネルばっかりのルートで、そしてトンネルの路面が悪くて凸凹してましたね。
確かに走りにくかったです。
でもなーーー。30年前ですよ。
今回は、国道の峠は通過できそうだったので、
国道をそのまま走ることにしました。
峠手前の高い位置から、先程の銀山平付近を見下ろします。
しかし、この道もなかなか狭く、急カーブが多くて、
「運転に自信のない方は、奥只見シルバーラインへ!」
なんて看板が出てたぐらいですから。
バイクの初心者は、どうすりゃいいのさ?
そして峠付近で、それまでパラパラだった雨が急に激しくなり、
スノーシェッドで、しばし雨宿り。
霧も出て、幻想的。。。
で、再び走り出したものの、またまた激しい雨になり、
ほぼずぶ濡れ状態で、再びスノーシェッドへ。
ここでようやくレインウェアを着ましたよ。
そして再び走り出して山を下り、
麓に降りると、雨は上がりました。
ここまで、檜枝岐から約2時間かかりました。
腹もペコペコで、
道の駅ゆのたにに立ち寄り、
そこで、ようやくお昼にありつきました。
メニューはことごとく売り切れでしたが、
このソースカツが最後残っていたので、これを頂きました~
そして小出ICにて関越道に乗り、
関越トンネルを越えて、
赤城高原まで来たら、
雲一つない快晴!
びちょびちょだった体も、だいぶ乾きましたよ。
いつものように、関越から圏央道を経由して、
あきる野で降りて、帰宅。
到着は17時前でした。
いや~、くたびれた。。。
天気が予想以上に悪くて、ちょっと残念でしたけど、
まぁ、それでも景色は奇麗だったし、よかったです。
とにかく、ずっと行ってみたかった奥只見に行けたのでね。
次は、ジクサーで走ってみたい気もしますね。