7月21日(九州上陸3日目)
と、最初は前日の夜(たぶん、21時過ぎ?)の出来事から。
雲仙岳の閉鎖された野営場で寝ていたら、
「すみません~!」という声とともに、テントをパンパンと叩く音で目が覚めました。
え?何?
と思い、「ふぁ~い・・・」と返事をすると、
「ここは有料野営場なので、一泊1300円かかります」
だって。
へ?閉鎖されていると思ってたのに・・・。
さすがにテントサイトは気が引けたので、
駐車場近くの広場の隅っこにテントを張っていたのですが、
まさか、こんな夜に見回りに来るとは・・・。
と、思っていると、
「明日の朝、7時半にまた来るので、それまでに退去してください。
その時にまだ居たら、お金払ってもらいます。」
・・・だって。
おー、ありがたや・・・。
翌朝の5時。
オレンジ色の雲が幻想的!
なお、この写真では分かりませんが、
実は、結構な風が吹き荒れてまして、
ゴーゴーという音が凄かったです。
遠く台風6号の影響みたい。
こんな景色を見ながら、いつものように撤収開始。
ところで、皮パンツの下に、こんなスパッツ?を履いてます。
ジョギングする人が履いてるやつね。
暑くてもサラサラなんで。
みなさん、皮パンツの下は、どんなのを履いているんでしょうね。
そして、無事に6時過ぎ、撤収完了。
やや雲が多いですが、九州3日目がスタートです。
まず、雲仙をもう少し堪能するため、R389を北上し、昨日走っていない区間を走行。
そして県道58号で雲仙の裾野中腹を今度は南下します。
それから県道207号「島原まゆやまロード」へ。
この辺りは、素晴らしいワインディングロードですね!
眺めも良いし、そして早朝なので、車は一台もいない。
まさに至福の時。
ずっと雲仙普賢岳が見えます。
走りやすい快走路。
雲仙普賢岳から下ってくる谷、土石流の流路が、
すごく規模が大きくて、桜島を思い出させますね。
反対側は、島原と有明海。そしてその向こうは熊本。
アップダウンはありますが、緩やかで、
適度なコーナーが続き、走っていて楽しい!
ビューポイントもたくさんあって、写真撮影で忙しいです。(笑)
このストレートも景色は最高。
荒々しい雲仙普賢岳ですが、
だいぶ緑に包まれていますね。
そして、大きな被害を出した水無川にかかる橋から。
この河原は広大で、圧倒されますね。
川下の島原市街地と有明海。
そしてR57に合流して、ここまでの素晴らしい山岳ワインディングは終了。
ここからは、広域農道で島原半島を時計回りで回ります。
そして、広域農道を南島原市まで走り、
島原半島の南端、口之津港へやってきました。
ここからは、天草へ渡る島鉄フェリーが出ているのです。
ターミナルで手続きすると、8時半の便をゲット。
片道30分、約千円の船旅です。
そして、ここで長崎県とおさらばで、熊本県へ。
(つづく)