いつも活動している、めぐみ野緑地の雑木林。
ここは、6~7年かけて、徐々に開拓してきた場所です。
最初の頃は、笹の藪で、とにかく酷い場所でしたけれど、
少しずつ藪を切り開き、手入れを進めることによって、
雑木林の姿を取り戻してきています。
これが、その進捗を表現した図です。
地図上は、こんなに小さいんですけどね。
まず、①の場所から開拓をはじめ、
徐々に②、③、④と拡大していき、現在に至ります。
この場所は、恐らく15年ほど前、
めぐみ野地区が造成された際、
緑地として整備されました。
そして、雑木林の中に放棄された畑に、
新しく樹木を植えて、緑地とした場所と思われます。
樹木を支える支柱があちこちに残っているのが、その名残です。
ただ、年と共に、手入れをされることもなく、笹が生い茂り、藪となってしまいました。
その藪を切り開いているわけですが、
当初植えられた樹木は、随分大きくなり、
巨木になっています。
本当は、適当なタイミングで伐採し、
萌芽更新といって、若木によみがえらせるのが良いのですが。
なので、このような巨木があちこちにあります。
私たちは、比較的、まだ小さめの木を伐採し、
雑木林の更新を進めています。
大きくなりすぎる前に、このような更新を行わないと、
巨木になってしまっては、
もう、いかんともしがたいですから。
あとは、枯れて朽ち果てるのを待つしかない。
実際に、巨木になりすぎて、
かなり痛みが激しく、老木と化している樹木もあります。
それから、まだ周囲には、
藪がたくさん残っており、
これを開墾したいと思っています。
樹木の伐採をするにも、開墾が必要なので。
しかし、一度にはできないので、
ほんとに少しずつです。
今年も、ほんの僅かですが、藪をカットしました。
カットした後は、また毎年の手入れが必要になるので、
そんなに拡大できないのでね。
そんな作業をしているので、
人手があると、ほんとに助かります~。