先日、ハルのTシャツに
「豆腐メンタル」って書いてあって、
あー、そんな言葉があるんだ~と、初めて知りました。
たぶん、豆腐のように柔らかい?弱い?メンタルってことでしょうか。
今では、メンタル強い、メンタル弱い、などと普通に言うようになりましたけど、
メンタルは強い方が良くて、
メンタル弱い人は、鍛えなければ・・・
みたいな考え方が主流かと思います。
学生のうちにメンタルを鍛えて、社会人生活を生き抜かなければ・・・
そんな話も聞こえてきますけど、
まぁ、アホかと思いますけどね。
人の価値って、何で決まるんでしょう。
私の価値は?
良き夫?良き父親?
良き会社員?良き上司?良き部下?
お金を稼いでいること?
地域に貢献していること?
健康なこと?
カッコいいこと?(笑)
・・・
他にも色々ありそうですが、
いずれにしても、どこかから物差しを持ち出して、
それで自分を計り、そして評価する。
そして、大抵の場合、
その評価に苦しむことになりますね。
それを止めるためには、
物差しを変えるのではなく、
計ることを止めることです。
とは言え、計ることは、なかなか止められません。
根本的に、人は、自分に価値がないと信じているからです。
だからそれを否定するために、いろんな尺度で計ろうとし、
自分に価値を与えようとしますが、
それは成功しません。
一時的に成功したように見える時もありますけど、それは一時的。
メンタルが弱い人は、
この物差しが人より大きかったりするだけの違いで、
弱い人も強い人も、大差ありません。
私もメンタル弱いですが、
以前は、大きな物差しを使ってました。
そして、
物差しを変えるのではなく、
計ることを止めるようにしています。
ただ、それだけではダメで、
本当の自分の価値を知る必要があります。
その価値の欠乏感がある限り、
埋めようとする行動は止まりません。
そして、本当の自分の価値を知るには、
本当の自分を知るしかありません。
それがまた怖いんですけどね。
本当の自分が、
本当に価値が無かったらどうしよう・・・!
という恐怖。
こんなに怖いことはありません。
だけど、少しずつ慣れていけば大丈夫です。