今日は、ちょっとスピリチュアルなお話。
突然ですが、この世界は、幻想です。
あの、映画「マトリックス」のように、
私たちは、「現実」だという世界を見せられているだけで、
実は、それは存在していない。
仏教でも、それは言われてますよね。
般若心経も、そんな内容だったと思います。
私も子供のころ、
婆ちゃんが熱心な真言宗の教徒だったので、
お寺に行ったり、
般若心経の写経をしたこともありましたが、
あの頃は、
この世界が夢だなんて、そんなの誰も教えてくれなかったし、
思いもしませんでした。
お坊さんの説教でも、聞いたことがない。
なんで、肝心なことを、誰も触れないのだろう?
今では、量子物理学でも、
この世界は幻想だ・・・という説が語られているのに。
たしかに、そんな漠然とした話よりも、
目の前の仕事が大事だし、
生きることで精いっぱいだよ!
と思ってしまいます。
それは、私たちの心に、
この世界は現実だと思いたい!
という願望があるから。
そして、なぜそんな願望があるかというと、
あることから目をそらすためです。
それは、心の中の、
真実を知っている部分を見せたくないから。
心は、
ジキル氏とハイド氏のように二面性があって、
真実を知っている面と、
それを隠そうとする面があります。
前者は、平安、安らぎ、悦びといった感覚を伴い、
後者は、不安、怖れ、怒りといった感覚を伴います。
だから、注意深く、どちらの面が心を占めているかを見ていると、
それらが常にせめぎ合っていることが分かります。
それが分かれば、選択することができるようになる。
時間はかかりますが、
でも、必ずできる。
そうすると、だんだん、幻想も理解できてくるようになります。
そうかぁ~って。
面白いですね。