ネットでの、ある書き込みで、
こんなのを見ました。
「日本人の”みんな仲良く”という気風はイヤだ」
言葉というのは、ほんと難しいですね。
「みんな仲良く」
という言葉でも、
それに込められた意味は、
100通りもあるでしょうし、
それぞれ月とスッポンほど違う。
想像するに、その書き込んだ人は、
「同一化」とか「一定の価値観を強制される」
という意味で言っていたんだろうなぁ。
一人ひとりが我慢して、不満を言わず、
輪を保って、仲良くする・・・フリをする。
そんなイメージではないかと。
確かに、そんなの嫌です!
言葉って、受け取る人によって、全く違います。
人は、読みたいように読む。
結局、言葉そのものにはあまり意味がなくて。
その人の価値観だとか考えを、
裏打ちする意味として見てしまう。
そのトリックに気が付くためには、
自分を常に客観視しなくてはなりません。
そんな、面倒くさいし、出来ないよ!
と思うかもしれませんが、
気を付けてなくても、
あれ?
と、思う瞬間が、必ずあります。
それをスルーせずに、
素直に見てみる。
誰もが垣根を外し、
心の底から赦し合い、
仲良くできたら、
こんなに素晴らしいことはない。
可能か不可能かではなく、
望むか望まないか、だけ。