今日は、「奇跡講座」について。
「奇跡講座」の原著は「A Course In Miracles」というタイトルで、
略して「ACIM」とも呼ばれています。
また日本では「奇跡のコース」とも呼ばれ、
略して「コース」と言うこともありますね。
いったん、ここではACIMと呼びます。
で、ACIMについて語りたいことは沢山あるのですが、
私にとっては、真実を教えてくれたモノですね。
ACIMは本なので、真実を教えてくれた本です。
そして、一番衝撃を受けたのは、
神は、この世界を作らなかった
という内容した。
この世界の創造主が神なんじゃないの?
この地球を、ビッグバンを生み出したのは、
神なんじゃないの?
それが、違うって?
私が、ACIMに出会ったのは、
私が人生の意味について考え続け、
そして、自分とは何かを知るためには、
「神」を避けることは出来ない、
と思っていた頃でした。
自分の根源と神は、
切っても切り離せないと思ったんです。
そうそう、思えば、
スピリチュアル界で有名な、
「神との対話」に一時期ハマっていたので、
神との関係というものについて、
考える下地があったんですね。
それが、神はこの世界に関与していない、
この世界は、私自身が生み出したものだと、
ACIMは、そう言うのです。
なお、ここでいう私とは、肉体としての私ではなく、
霊(スピリット)としての私です。
で、簡単に言ってしまうと、
この世界は、私が見ている夢の中に存在しているだけで、
実際には存在せず、
その夢のなかで、肉体の私がこの人生のなかで生きている。
初めてそれを知った時、
安堵の歓びを感じました。
だって、この狂った世界を作ったのは神じゃない。
ってことは、神は狂っていない。
狂っているのは、この世界を作った私なんだ!
ってことが分かったからです。
そして、神は狂っていないし、
神は、純粋な愛であると。
それが、どんなに私に安らぎを与えたか。
それまで、神の意図が分からず、
疑心暗鬼でしたから。
そして、狂っているのが私だと言うことが分かったら、
あとは、私を修正すれば良いだけ。
神を修正することなんて出来ないですから。
もう、これが分かっただけで、
希望の光が差し込みましたね。
2012年頃でしたか・・・。
ACIMには、その修正方法が書いてあり、
それに従って、自分で実践するのです。
ポイントなのは、
この世界を修正するのではなく、
私自身を修正し、
この夢から覚めることを目的としている点です。
それまで学んできたスピリチュアルや精神世界は、
この世界(そこで生きる肉体としての私も含め)を修正することを
目的としていましたから、
全く違いました。
・・・話が長くなるので、続きはまた今度。