さて、今回のツーリングも、またレポートとしてまとめたいと思います。
果たして、何回シリーズになるやら?
出発は、9月16日の月曜日。
いつもだったら、前日の日曜日に出発するのですが、
今年は、日曜日の晩に、MOTO-GPサンマリノGP決勝があったので、それを観てから・・・
というわけ。
が、天気予報では月曜日の早朝から雨の予報。
4時半の時点では、まだ雨は落ちていませんでしたが、
出発の5時半の時点では、ザーザー降りになってきました。
ということで、いきなり雨のスタート。
やっぱり、テンション下がりますねぇ。
今回、東北方面ということは決めていたのですが、
この日の天気予報では、東北道沿いは仙台まで、ことごとく雨の予報。
それが、新潟、酒田、秋田という日本海側は、比較的良い天気。
ならば、ということで、圏央道から関越道で新潟を目指すことにしました。
雨の中、高速道路を走り続けたのですが、
雨はますます激しくなり、かなり強い雨に。
防水のはずのブーツも、
だんだん水が染みてきて、
ブーツの中が、じょぼじょぼ状態という、気持ち悪い状況。
そんななか、淡々と走り続け、
関越道の上里SAに入ったのは、
走行開始から1時間半ほど経過した時点でした。
サービスエリアに侵入し、減速したとき、
異常に気が付きました。
いつもだと、アクセルを戻しても、惰性でバイクは走り続けるはずなのに、
まるで、後ろから引っ張られているかのように、
急減速してしまいます。
あれ?なんかおかしい?
バイクを止める間際、焦げ臭い匂いに気が付きます。
なんかヤバい!
バイクを降りて、車体を確認すると、
リヤブレーキから、モクモクと湯気が上がるではありませんか!
そして、リヤブレーキのパッドが、真っ赤になってる!
どうやら、リヤブレーキのパッドが、ブレーキディスクを噛んだまま、
高速道路を走り続けたので、パッドが焼けたみたい!?
ディスクにも、がっつり傷が入ってます。
とにかく、しばらく時間をおいて冷やしてから、また様子を見てみます。
車載工具で、パッドを動かしてみると、ひとまず動くので固着はしていない。
ピストンを押して、ディスクとの間に隙間を作ります。
そしてまたリヤブレーキをかけて、ピストンの動きを見てみる。
そんな動きを何度か繰り返してみました。
どうも、ピストンの動きが渋いのは間違いない様子。
ん~、そろそろリヤブレーキのオーバーホールが必要かも・・・
とは思っていたのですが、ここで限界が来たのか?
ひとまず、リヤブレーキを使わずに走行を続けることにしました。
その後、赤城高原SAでも、リヤブレーキの状態を確認しつつ、
関越トンネルを越え、
新潟に入りました。
さすがに薄日が差してきて、こちらは天気が良い感じ。
雨雲レーダーを見ると、やっぱり関東から福島、宮城にかけて雨雲がいっぱい。
そして、新潟市の黒崎PAに到着。
ここは、以前、北海道に行くとき、
前泊したんだよなぁ。
と、感慨にふけっていたら、
バイクの下に、油シミを発見。
あれ?こんなの最初無かったよな?
ってことは、このSVから漏れている?
ジロジロ車体を確認しますが、オイル漏れらしき痕跡は見つからず、
ひとまず、アンダーカウルに溜まった雨水と油の汚れが落ちたらしいということに。
トラブルが続いたかと思って、ヒヤッとしました。
ひとまず、ドーナツでも食べて、気分を和らげます。
そしてそのまま北上し、新潟中央を過ぎ、
日本海東北自動車道へ入ります。
が、これも村上市のところでおしまいになるので、
ここで一般道のR7へと入ります。
道の駅「朝日」にて。
まだ新潟ですからね。先は長いです。
途中、羽越本線の特急が見えました。
鼠ヶ関で、ようやく山形県に入りました。
山形県に入って最初の道の駅「あつみ」で休憩。
海沿いの立派な道の駅です。
景色も良い場所。
が、体力もだいぶ消耗してまして、
ここで一休み・・・
と思ったら、
こんな、畳の休憩所があるじゃないですか。
ということで、しばらく横になって昼寝タイム。
いや~、これは助かります!
道の駅といっても、
普通はベンチぐらいしかないので、
こうやって、横になれるのは助かります。
ちなみに、この休憩所には、
「連泊禁止」
と書いてありました。
・・・?
ってことは、泊ってもイイの?
この件はまた、後日触れたいと思います。
(つづく)