昨日、里山保全地域から収穫してきた、大麦。
今日は、これの選別作業を少々行いました。
これが大麦。六条大麦ってやつ。
あ、ほんとは長い毛がはえてるんだけど、それは取った状態。
ビールで使われるのは二条大麦なんだけど、
こちらは六つの実がくっついてるから六条大麦。
夏空の下で、選別作業です。
こんな感じで、実の他に、ゴミが沢山混ざっているので、これを選別するのです。
気が遠くなる作業です?
でも、こういう単純作業ってのは、
心を無にするには、ちょうどいい。
上からは、夏の日差しが漏れてきますが、
家の中は冷房が効きすぎて嫌なので、
木陰での作業が心地よいです。
ちなみに、私も知らなかったのですが、
大麦ってのは、皮が取れやすいタイプと、そうでないタイプがあって、
前者が「裸麦」と言われるものだそう。
今回栽培したのは、後者のノーマルタイプなので、
皮が取れないわけだ!
で、後者のタイプは、皮が取れにくいので、
お米でいう精米の工程で、
皮を取るのですが、実もかなり削ってしまうみたいです。
そして、「押麦」なるものがありますが、
これは、大麦を消化しやすくするために、
蒸して潰して、平たくしたものだそうで。
それほど、大麦は普通に食べづらいものなのだと。
だから、麦茶ぐらいが現実的なのですね。
いろいろ勉強になります。