今日は、堀之内里山保全地域の活動でした。
毎年恒例の、この保全地域で活動する3団体の合同イベントです。
里山農業クラブさん、多摩丘陵の自然を守る会と、ユギ里山保全チームが参加し、
八王子市の協力の下、
保全地域で一緒に保全活動を行うものです。

いつもより早い9時前に、畑に到着。

この時間は、畑は日陰になって、寒いです!
そして今日は、当チームが4名と、
学生ボランティア団体IVUSAから4名の学生さんが参加。
そして9時から活動開始でした。

活動開始にあたって、挨拶する里山農業クラブの代表塩谷さん。
学生のみんなも、真面目に聞いてます。
続いて、今回の作業場所である大柴原谷戸へ移動。

ここでも塩谷さんが、この谷戸のことを教えてくれました。
熱心に聞く学生さんたち。
そして作業は、この谷戸の耕作放棄された田んぼ跡地に、
びっしり生えてしまった笹を刈り取ること。
田んぼの土手に、笹が生えているのです。

写真右手の広場は、田んぼの跡で、
左の笹がビッチリ生えているのが土手です。
みんな、横並びで、この土手の笹を刈り取っていきました。

土手の反対側は、こんな感じ。
両方から攻めていきます。

土手を横から見たところです。
ほんと、ビッチリ密集して生えているのです。
これを手作業で、一本ずつ刈り取ります。

使う道具は、鋸。
作業中に、上からいろんなゴミが落ちてきて、
頭や肩に積もります。

1時間ほどして休憩。焼いたばかりのジャガイモを頂きました。

それから、こんなミカンも。

休憩中も、塩谷さんがいろんなことを教えてくれました。
若い人たちに、この里山の良さや知識を、
沢山伝えたいという気持ちが伝わってきました。

休憩が終わって作業再開です。
だいぶ笹が少なくなってきました。

そして、あれだけ密集していた笹が、こんなスカスカに。

そして、ご覧の通り!
すっかり見晴らしが良くなりました。

川下から見たところ。
この土手にびっちり笹が生えていたので、
向こう側は全く見えなかったのですが、
御覧の通り見通しが良くなりました。

刈り取った笹の山です。

せっかくなので、土手の上で記念撮影。

作業が終わり、再び集合ポイントへ。
またお茶やお菓子を頂いて、一休み。

ここは、この保全地域のメインとなる谷戸で、
里山らしい景色が広がる場所です。

そして、最後に今日のメンバーで記念写真。
皆さん、お疲れさまでした!
谷戸が綺麗になって、皆さん喜んでましたよ!

帰りがけに、ちょっとだけ収穫を。
こちらはブロッコリー。

キャベツやダイコンも収穫しました。
この時期の野菜は貴重ですね。
ということで、今回は久々の合同イベントでしたが、
良い天気でよかったです。
昨年は、積雪のために中止だったので。
来年は、さらにたくさんの人を集めたいですね。