人間、損得勘定じゃない!
と言いますけど、
ある意味、この言葉は深いなぁと思います。
「損得勘定ではない」
ということは、分かっているんだけど、
やっぱり損得勘定になっちゃうんだよね・・・
的なニュアンスが、そこにはあります。
実際、人間は、そのほとんどの行動が、
損得勘定から来ていると思います。
私はこんなに頑張っているのに、あの人は・・・
だとか。
どっちが得をしている、損をしている、
みたいな話は、
職場でも、家庭でも、いつでも見られますね。(笑)
家事分担だとか。
公平さを求めるとか。
そう言えば、ちょっと話は逸れますが、
世の中では、しょっちゅう、不倫ネタのニュースが流れますけど、
人は、なんであんなに不倫ネタが好きなんでしょうね。

好きっていうか、反応するっていうか。
他人が不倫しようが、別にどうでもよくない?
って思うんですけど。
私は、不倫してないんだから、ずるい!
みたいな心理なのかな?と思ってしまいますが。。。
で、話を戻すと、
損得勘定でいる限り、そこに平和はやってこないと思います。
一見、公平で平和を保っているように見えても、
じつは非常に危うくて、脆い。
偽りの平和。
今では、そう思っています。
でも、この損得勘定って信念は、物凄く根っこまで染み込んでいて、
そう簡単に手放すことができません。
難しい。
ただ、損得勘定の対極にあるのが、
分かち合い、の精神だと思います。
損得勘定に囚われそうになったら、
分かち合いの精神を思い出す。
別に物だけじゃなくて、
想いとか、感動とか、いろんなものを、誰かと分かち合う。
そっちのほうが、やっぱり楽しいと思うんですよねぇ。。。
ま、お金に関しては、なかなか損得勘定が抜けませんが。。。