カブクワ2017ふりかえり | タケシのありのまま日記

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旧名から変更しました。

お盆も過ぎて、今年のカブクワシーズンも終わりですね。。。

このビオトープでカブクワが見つかるようになって2シーズン目。

ちょっと今年を振り返ってみます。


最初に見つけたのは7月2日のノコギリクワガタ。

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場所は、斜面に生えてるクヌギの幼木でした。

一昨年辺りから自然と生えてきたクヌギで、

今年あたり、樹液を出すのでは?と期待していたところ、

期待通り、幹の割れた樹皮から樹液が出てくるようになりました。

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1週間ほどすると、そこにカブトムシも。

この幼木は、7月は調子よかったですね~。

このように、まだ幹の大きさが小さく、背丈も3mほどの幼木でも、

けっこう樹液を出すので、有望です。

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こんな斜面に、自然と生えてきたクヌギで、

成長スピードが速いですね。


それから、昨年から樹液ポイントだったこちらのクヌギ。

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連日、ノコギリクワガタのペアが見つかりました。

このクヌギは、一度伐採されたクヌギから、また生えてきた木です。

いわゆる、萌芽更新されたクヌギ。

先ほどの幼木よりは大きく、背丈は5mほどになります。

この木も、幹や根元から、たくさんの樹液を出していて、

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今年も、ナンバーワンでしたね。

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朝もですが、夜も色々いました。


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もちろん、カブトムシもやってきました。

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立派なカブトムシのペアもいましたね~。

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この木は、特に多かった気がするのですが、

もしかしたら、樹液の味にも、個体差があるのか・・・?


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それから、今年はこちらの木が大注目でした。

この枝の張り方が素晴らしい!

そして、それだけでなく、あちこちから樹液が出てきたのです。

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ノコギリクワガタをはじめ、カブトムシ、コクワガタ、カナブン、そのたいろいろ。

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この木の良いところは、斜面に生えているので、

坂の上から、木の上の方が見渡せること。

上のほうまで、じっくり虫探しができます。


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それから、こちらの場所。

昨年からポイントにはなっていましたが、

昨年はまったく見つからなかったこの木に、今年はいました。

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クヌギではなく、コナラです。

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いつもいるわけではないのですが、たまに、こうやって集まってました。

コナラの木は経験的に、クヌギに比べると、あまり集まらない印象なのですが、

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今年は、このように幹に傷がたくさんできてまして、これは何?とおもっていたら、

どうやら、こいつのせい?

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カミキリムシが傷をつけているみたい。

それで、樹液がたくさん出るようになった・・・?

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たしかに、こんな感じで樹液が出ていることが多かったです。

ただ、樹液が出ているからといって、カブクワがいる確率は、

やっぱりクヌギより低い気がします。

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それから、幹の根元にこうやって潜んでいるカブトムシが結構いましたね。

それから、ビオトープのクヌギで、枝を剪定したところから、樹液がしみだしていることがあり、

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このように、切株に来ている場合もありました。


それから、今年は7月末ぐらいから冷夏傾向になりましたけど、

やっぱり気温には敏感な気がします。

パタッとカブクワが見つからなくなりました。

確かに、一般的に、カブクワは、蒸し暑い夜に活発に行動すると言われています。

また、雨が降ると動かない。

なぜなら、雨に濡れると飛べなくなるので、雨を嫌うのです。

だから、冷夏で長雨になってしまうと、見つからなくなる。

ただ、それだけでなく、樹液の出方にも影響している気もしました。

涼しい日が続くと、樹液の出方もいまいち?

それから、先ほど紹介した幼木は、

樹液が出ている期間が短く、

8月になると、パタッと出なくなってしまいました。

おそらく成長が早いので、樹液が出ている傷がふさがってしまったのでしょうか?

1シーズンの間でも、樹液のポイントは変動しますね。



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こちらは、最近出てくるようになった樹液です。

これだけ出てたら、カブクワがいそうですが、

もう、シーズン終了の時期のためか、

見かけなくなってしまいました。

残念。

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それでも、このコクワガタは、今日も元気でした。

コクワガタは、越冬するので、活動期間が長いのです。

これからは、彼らの天下なのですよね。