今日の、カブクワ。


カブトムシのオス、メスと、カナブン多数。

カブトムシオスは、周りのカナブンを押しのけて、オラオラ!状態。

次は、カブトムシメスに対しても、どけ!どけ!

メスを押しのけて樹液を独占。
ジャイアン状態ですな。

そんな彼を、ちょいと捕獲。
小ぶりで、角も小さめ。
でも、気性は激しいね。
ちなみに、こうやってカブト虫&クワガタを集めているのは、
来月、このビオトープで活動するめぐみ野自然の会主催の「カブトムシ探し」イベントのためです。
子供たちを集めて、カブトムシ探しをやるイベントなのですけど、
見つけられなかった子供たちのために、予備を確保しておくのです。
昨年も、ほとんど見つけられなかったので、予備から提供しました。。。
やっぱりカブトムシが人気があるので、カブトムシが見つかると嬉しいですね~。
ところで、めぐみ野自然の会では、
緑地やビオトープで、子供たちが安全にカブトムシやクワガタを探せるよう、
色々な取り組みを行ってます。

例えば、ビオトープでのクヌギの植樹。
カブクワが大好きなクヌギが無いと始まりませんから、まずはクヌギを増やします。

それから、昨年から挑戦しているヤナギの植樹。
ヤナギもカブクワが大好きな木。
湿地のあるビオトープにはピッタリな木です。
しかし、ヤナギはなかなか苗が無いので、ヤナギの枝から挿し木で増やすしかない。
昨年は繁殖に失敗しましたが、今年植えなおしたヤナギは、無事に育ってほしい!

それから、カブクワが卵を産み付けられるよう、落ち葉や枝の床を作ってます。
剪定したクヌギの枝は全部取ってまして、それを山にしてます。
どうぞ、ここに産んでください・・・。

こちらは、ビオトープの斜面です。
クヌギが生えている斜面なので、カブクワ探しの子供たちが歩きやすいように、
斜面の平面は草刈りを行い、道を作ってます。

また、めぐみ野緑地の雑木林も、
カブクワを呼び戻すために改良中。
雑草や笹の刈り取り、クヌギの苗木の植樹など行ってます。
ビオトープや、緑地の雑木林に、カブクワの楽園を作りたいので、
手伝ってくださる方、大募集!(笑)
天然のカブクワが、身近に育つ環境を作りたいですね~。