見ノ越峠から国道439号を西へ。

道は、まぁ、こんな感じです。
それほど悪いわけでもなく。
淡々と狭路をクリアしていきます。
ちなみに、23年前も、たぶんこの道は走っているはず・・・。記憶が無いのですが。(笑)
その時は、DR250SHEというオフ車でしたので、
今回とは全く違う印象だったかと。
でも、充分、SV1000でも走行には問題なし。
前走車がいなければ、ですが。(笑)

439号は、大歩危やかずら橋といった観光地へのルートでもあります。
その標識が所々に。
大歩危や、祖谷のかずら橋は、学生時代に、気象地理学の勉強で尋ねたことがありまして、
実は馴染みの場所なのです。
まぁ、その当時はまだバイクに乗ってませんでしたけどね。

しかし、新緑の山奥は、ほんと綺麗です。

国道439号から、途中で祖谷渓へ向かう県道32号へ。

こちらは道の駅「西祖谷」。
川に沿って下っていくと、祖谷渓谷。
山へ登る県道45号だと、大歩危へのショートカットルート。

ここで休憩しながら、しばしルートを検討し、
結局、夕暮れが迫っているため、野営地を探すため、大歩危方面へ。

峠を越えて、吉野川が流れる大歩危に出てきました。

ここは国道32号が走っていることもあり、だいぶ開けた感じ。
で、この日の野営地を・・・ということで、まず最初に行ってみたのが、
道の駅「大歩危」。
が、ガッツリ観光色満載で、とても野営は無理。
次に行ってみたのが、鉄道の駅。
田舎の駅だと無人ですし、片隅でひっそり野営することも可能な場合がありますので。

こちらは、大歩危駅。
意外と立派で、客待ちのタクシーなぞも停まっていて、全く無理。
その後も、人気のないところを中心に探してみたのですが、
いまいち良いところがない。
仕方ないので、吉野川の河原を狙い目に、国道32号を南下。
すると、河原に降りられそうな道と、よさげな河原を発見!

ここです。
もう、陽も落ちて、暗くなり始めていたのですが、
テントを張るのは暗くなってからにして、
先に晩酌を開始。

美馬のコンビニで仕入れておいたビールで乾杯。
ってことは、当然温いんですけどね。
山奥を走ってると、お店があるかどうか分からないので、早めに入手が鉄則。
ちなみに、恵比寿ビールなのは、こんなツーリングの時だけですよ!(笑)


ちなみに、ちょっと後ろには、鉄道の橋脚がありまして、
そこを走る列車も見学できます。

この日は、聞こえるのは川の水音と、カエルの声、鳥のさえずりしかなく、
とても心地よく寝ることが出来ました。。。(笑)
(つづく)