先日の、東京都主催の緑地保全活動の講習会にて思ったこと。
この講習会は、東京都が指定した保全緑地で活動する団体を対象にしているのですが、
全部で50か所ある保全緑地が、貴重な拠点なのだなと。そう思いました。
50か所と言うと、たくさんあるように思いますが、
それぞれは、ほんの小さな面積なので、
全部合わせても、微々たるものです。
でも、東京都が指定した保全緑地というのは、さすがに東京都だけあって、
それなりのステータス?があります。
市町村が指定した緑地とは違います。
今回のように講習会をやったり、保全のガイドラインが示されたり、
ある程度、この緑地を守っていこうという姿勢が見られます。
でも、東京都内に残されている貴重な緑地は、それだけではありません。
ほんとは、もっとたくさんあります。
だから、東京都が指定した保全緑地が拠点になって、
そこをモデルケースにして、他の緑地の保全も盛り上がるようになればいいな~と思います。
東京都の保全地域でいろいろ経験を積んだ団体が、他の緑地でも活動するようになったら、
良い影響を与えられそうなんですよね~。
ただ、今回の講習会でも、参加者のほとんどはお爺ちゃんでした。
現在の緑地保全活動の中心を担っているのは60歳、70歳代なんですよ。
だから、彼らが引退したら、後を継ぐ世代が無い。
ほんと、これは危機的です。

私は40代ですけど、ほとんど同じ世代を見たことがありません。
カブトムシがいる雑木林も、
タケノコが採れる竹林も、
保全活動なしでは、維持できません。
メダカが泳ぐ池だって同じ。
この景色を、将来の世代にどうしても残したいんですよね。。。
これから春になると、ますます綺麗になりますし、
良い写真もたくさん撮れます!
自然の癒しの力を、もっと大切にしたいなー。
