突然ですが、ゴキブリが苦手な人は多いと思います。
ゴキブリに似てるからと、コオロギもダメ、という人もいます。
でも、なんでゴキブリはダメなんでしょう。
ゴキブリを見たことも、聞いたこともない北海道の人が、
ゴキブリを初めて見ても、まったく平気だった・・・
という話を聞きますが、
私も、家の中で見るゴキブリは、気持ち悪いのに、
屋外で見るゴキブリは、それほど気持ち悪く感じなかった・・・という経験があります。
薪棚には、たくさんゴキブリがいるのですよ!

つまり、人は、一度固定観念を持ってしまうと、それに縛られる、ということなんですよね。
そんなことは、誰でも経験的に知っていると思いますが、
でも、普通に思っている以上に、この固定観念ってやつは、
人を縛り付けているのだなぁ・・・ということを思います。
例えば、インフルエンザは、インフルエンザウィルスに感染して発症する、
というのが常識ですが、
それだって、誰かか聞いた知識を信じているだけです。
全く何も知らなかったら、ほんとにインフルエンザを発症するんでしょうか・・・?
過去の歴史で、インフルエンザが蔓延した事実があるじゃないか!
と言われるかもしれませんが、
それだって、伝え聞いた話に過ぎないわけで。
難しい話は分かりませんが、
量子物理学の世界でも、
世界は、自分が信じている世界を投影しているに過ぎない
という説があるらしいですが、
それは、本当だと思いますね。
私自身も、体調が悪くなりかけたときに、
そんなの信じないから・・・と思っていると、
すぐに治ってしまったことが、何度もあります。
そういうことを学んできたので、
あれやこれや、健康に良くない、という情報に接しても、
気にしなくなりました。
信じるだけ無駄なので。
それだけでなく、私に見えるこの世界は、私が信じている世界、
私の固定観念が映し出している世界というわけですから、
何か嫌なものがあっても、
それは、自分が勝手に信じているに過ぎないのですね。
ゴキブリには罪はないのに、ゴキブリを毛嫌いするのと同じで。
色眼鏡をかけているのは、自分なのです。

そんなのに縛り付けられるのは、嫌。
だって、不自由じゃないですか。
ほんとは、ゴキブリを見ても、可愛い~

って愛せるはずなのに、
固定観念のために偏見の目で見ちゃうわけですよ。
病原菌がいるから、ゴキブリはダメなんだ!
という理由があっても、
そんなの、信じない人の前では、存在しないのも同じなので。
だったら、信じないです。
わざわざ、自分を縛り付ける必要はないし。
もちろん、長い間に植えつけられた固定観念を覆すのは難しいですけど、
少しずつ解放し続ける毎日です。