最近、ダウン症の方の9割が「幸せ」と答えたというニュースを見ました。
これの解釈の仕方は、いろいろあると思いますが、
「幸せとは、何か?」と考えさせるニュースだなぁと思いました。
世の中的にも、そして私自身も、
健常者の方が幸せ、
という思い込みを持っています。
まぁ、健常者とは何か?という疑問もありますけどね。
それはまた別の議論なので、とりあえずほっときます。
昔読んだ本に、
幸せとは、
自分が死ぬとき、たくさんの人に惜しまれながら死ぬことである
という話がありました。
その時、
あぁ、俺には無理だ~。

と思った覚えがあります。
でも、今では、それは違う、と思います。
幸せとは、すごく個人的なことであって、
その人の、心の在り様でしかない。
だから、他人からは絶対に分からないし、
誰かが誰かを、「あの人は幸せだ」「あの人は不幸だ」と決めつけることなど、
絶対に出来ません。
心は、誰にも犯すことのできない、絶対的に自由な場所です。
そして、このことは、
自分自身の心は、自分次第であるし、
自分自身の幸せは、自分次第であるとも言えると思います。
障害があろうがなかろうが、
どんな境遇であろうが、
人は幸せになれる。