ビオトープ池のお話です。
以前から書いてましたが、池には大量の泥が堆積してまして、
最初の地形から変わっています。

この、せせらぎから流れ込む水路も、普段は水が無いので気が付きませんが、
水が流れるようになったので、まるで三角州、つまりデルタ(地理で習いましたね)
のように、湿地帯が広がっていることが分かります。
川道が消失していたので、スコップで道を作ってあげました。

この写真の、茶色くなっている箇所は、ほとんどが元々は池の部分でした。
それが、土砂が堆積して陸地化してしまったのです。
それだけではなく、そこにヨシやフトイなど湿生植物が繁殖したので、
土砂には網の目のように根がはびこり、
除去するのが一層困難になっています。

実は、土砂が堆積している箇所は、このように石畳?になってる箇所でした。
この池が造成されたとき、丸石が埋め込まれた場所なんです。
だから浅いし、土砂が詰まりやすいのだと思います。
なので、スコップを土砂に差し込むと、
この石に、ガチン!!と当たって、土砂が取りにくい。
まるで三重苦みたい。

ここ数年、手が回らずに放置していましたが、
こうやって水が流れると、やっぱり気になります。
手作業でしか回復できないので、
少しずつ、人力で頑張りたいですね。