昨日のドイツGPは、雨のため波乱のレースとなりました。
ほんと、雨が降ると何が起こるか分かりません。
しかも、レースが進むにつれ、雨は上がり、路面は乾いてきて、
ハーフウェット、ドライへと変わる状況。
最初の頃は、調子があがらず、途中コースアウトもしたマルケスでしたが、
早々とスリックタイヤのマシンに乗り換えたのがはまり、
後半はガンガン追い上げ、最後は余裕の勝利となりました。
しかし、解せなかったのが、ロッシがなぜ早くピットインせずマシンを乗り換えなかったのか。
また昨年のミザノのミスを繰り返す結果となってしまいました。
決勝後のインタビューによれば、
乗り換えマシンは、インターミディだったそうで、
早く乗り換えても結果は同じだっただろうと。
問題は、インターミディで、なぜ速く走れなかったのか?という点。
同じタイミングで乗り換えたクラッチローが2位になったことからも分かる通り、
乗り換え後に、うまく走れずに差が付いてしまったようです。
ロレンソも15位と、散々でしたし、
ミシュラン+ヤマハ+雨の組み合わせだと、何かしら問題があるのでしょうか。
そういう意味では、スズキファクトリーも、雨だと全然ダメ。
マシンが前に進まないとか。
電子制御のセッティングに、大幅な改善が必要です。
イメージからすると、スズキは雨の方が速そうでしたが、
電子制御が関係すると、そうもいかないのですね。