昨日のMOTO-GPカタルニアは、いろいろな意味で印象深いものとなりましたね~。
まず予選1日目に、ショッキングなニュース。
MOTO2のルイス・サロム選手がクラッシュし、そして数時間後に死亡が確認されました。
しかも、地元スペインでのグランプリ。
サーキットは、悲しみに包まれたことでしょう・・・。
そして、安全性確保のため、コースの一部を変更して続行することになり、
予選2日目は、それまでと様相が変わりました。
これまで苦戦していたホンダのM.マルケスが調子を上げてきました。

この車体の向き!
こんなふうに乗ってみたい・・・。
それと対照的に、ヤマハのロレンソとロッシは、いまいち。
特にロッシは、タイムが伸びません。

また、我らがスズキも、予選1日目はビニャーレスがトップタイムを出すも、
2日目は、微妙・・・。
昨年、ここでPPをゲットした、A.エスパルガロは苦戦し、
Q2にも進めない・・・。
そういえば、A.エスパルガロは、スズキから来年のオファーが来ないことに、
不満を漏らしていました。
そりゃそうだよね・・・。
あんなに頑張ったのに、来年の話が来ないなんて。
そのうえ、MOTO2のA.リンス加入か?なんて噂も出てるし。
で、決勝は、
ロレンソ、マルケスが逃げて、ロッシが追い上げる展開。
ビニャーレスも頑張って、ペドロサとバトルを繰り返しました。
そしてロレンソが徐々に後退して・・・

やっちまった!!
またもや、イアンノーネ・ロケットが、今度は、あろうことかランキングトップのロレンソを撃沈。
いやー、イアンノーネさん、来年スズキファクトリーなんだけど、
ちょっと心配ですなぁ。。。
で、最後はマルケスとロッシの一騎打ちとなりました!
昨年のゴタゴタが思い出されます。
でも、今は、クリーンなバトルをしてくれ!
と願っていたら、そのとおり、クリーンなバトルが展開されまして、
最後はロッシが逃げ切って優勝。
いや、今年のロッシは、昨年よりも強いかも?
イタリアGPも、マシントラブルが無ければ勝てた可能性が高いし、
今回も、マルケスを諦めさせたぐらいの強さを見せました。
そしてレース後、なんと!
ロッシがマルケスと固い握手を交わしました!
そして、お互いの健闘をたたえあいました。
予選での事故もあって、ライダー同士の絆が、そうさせたのかもしれません。
なんか、そんな予感がしたんですよね~。
何はともあれ、最後も暖かい気持ちになって、素晴らしい決勝レースでした。
MOTO2では、中上選手が表彰台に上がりましたしね。