今日は、自然の会の活動日でした。
まず、八王子市水環境整備課から貸与して頂いた物品を確認。

これらの道具に、自然の会の名前を書いて、完了!

さて、今日はこちら。湿地池での活動です。
湿地池の生き物を探す!という生態調査です。
過去2年実施している恒例行事です。

今年は、外政ボランティア団体IVUSAの皆さんが来てくれましたし、
子供たちも、チラホラいましたので(笑)
賑やかでした。

ひとつ失敗したのは、桶に水を張る前に、池を攪拌してしまったので、
こんな泥水になってしまいました。(笑)

私と、もう一名で胴長を着て池の中に入り、底の泥を岸に上げ、
生き物を確認しました。
また、網を救っての確認も並行して。

木陰の作業ではありましたが、蚊がブンブン飛んでいて、
みなさん、だいぶ噛まれましたね。

ちなみに私は、半そででも、全く気になりません。
耐性が出来たようです。(笑)

集めた生き物の中から、種類別に選別します。

そして、種類別にカウント!
今年の結果は?
ヌマエビ 24匹 (前年:21匹 前々年:4匹)
メダカ 34匹 (前年:26匹 前々年:10匹)
(カダヤシらしきもの含む)
カワニナ 1匹 (前年:10匹 前々年:10匹)
イトトンボヤゴ 0匹 (前年:2匹 前々年:10匹)
昨年の記事はこちら↓
今年の傾向は、
まずアメリカザリガニの小型化が進みました。
昨年よりも、さらに小型です。
赤いザリガニは、ほぼ皆無。
それでも80匹という数を維持しているのは、アメリカザリガニの繁殖力の強さでしょうね。
おそらく、アメリカザリガニを捕食する大型生物が増えているのでは?
赤いザリガニの死体を、いくつか見かけますので。
あと、ザリガニ釣りの子供たち。(笑)
それから気になったのは、カワニナがほとんど見当たらなかったこと。
カワニナを繁殖させるために、コンクリートブロックを入れたりしましたが、
効果は無かったか・・・。

それから、ヤゴも確認できず。
水棲昆虫が増えてくれるのを期待しているのですが、
なかなか増えませんね。。。
ゲンゴロウやタガメは、どこにいるんでしょう。
色んな生き物が見られる場所にしたいので、種類を増やしたいんですけどね。
メダカは、例年通りたくさんいました。

ということで、本日の作業、終了。

若い皆さんのお陰で、助かりました~。

ところで、活動が終わった後、
ザリガニ探しの子供たちが、たくさんビオトープにやってきました。
こうやって、子供たちが自然に触れ合える場所があるってのは、
ほんとにいいなぁ、と思います。
思い出をたくさん作ってほしいですね。