MOTO-GP アルゼンチンGP決勝は、
大荒れの展開となりました~。
決勝日朝に降った雨の影響と、
それからミシュランタイヤの問題により、10周走ったらマシンを乗り換えて、
また10周走るという変則レース(通常は25周)の影響でしょうか。
転倒が続出で、完走が13台。
しかも、完走したライダーの中にも、転倒して再スタートしているライダーが居ますので。
で、優勝は、今季初優勝のM.マルケス。
2位に、V.ロッシ。
最終ラップまで4位かと思いきや、2位3位を走っていた、
ドゥカティワークスの、A.ドゥヴィジオーゾに、僚友のA.イアンノーネがぶち当たって、
転倒したことによって棚ぼた。
3位にはD.ペドロサでした。
イアンノーネの最終ラップは、ちょっと無理だった。
強引な仕掛けは、結局、審議の対象となり、次戦は4グリッド後方からのスタートというペナルティです。
前からイアンノーネは強引な追い越しが多かったので、
今回は、ちょっと周囲もレッドカードって感じでしょう。
ドゥヴィジオーゾは心境はいかに。
で、スズキワークスの、M.ビニャーレスは、2位集団を走行中に、
ウェットパッチに乗って転倒リタイヤ。
でも、惜しかった・・・。
ロッシとバトルを始めた矢先でしたからね。
それから、J.ロレンソが、なんと転倒リタイヤ。
一昨年の、雨が苦手のロレンソに戻ったよう。
また、トラウマにならなければいいのですが。
ところで、中継中に、昨年のアルゼンチンGPは、ロッシとマルケスの因縁の始まり、
と解説されてましたが、因縁の始まりは、ここではなくて、
マルケスの一年目、ラグナセカのコークスクリューで、
マルケスがロッシを強引に抜いた、あの時じゃないかと思います。
もう、あの時から、いずれ二人は衝突するという予感はありましたね。
そしてそして最後に、
なんとMOTO3クラスで、マレーシア人ライダーのパウィが、
初優勝を飾りました。
日本人以外のアジア人では初めてではないでしょうか。
レースを観ましたが、もうビックリするぐらいのブッチギリで、
唖然・・・という感じでしたねぇ。。。
レインコンディションという特殊な環境ではありましたが、
あの速さは尋常じゃないです。
ついに、マレーシアライダーが台頭してきましたね。
これから、楽しみです。