ユギ里山保全チームの活動(2016.03.12) | タケシのありのまま日記

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旧名から変更しました。

今日は、堀之内里山保全地域での、ユギ里山保全チームの活動日でした。

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すっかり春らしく・・・と思いきや、今日は非常に寒く、空も冬の雲。

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でも、作物は育っています。

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麦も、また背が伸びました。


さて、今日は、いつもと違う作業です。

というのは、まだ畑作業が本格化する前なので、

学生ボランティア団体の皆さんがいらっしゃって、

手が空いている時は、里山保全地域内の別の保全活動をしよう!

ということで、一緒に保全地域内で活動している別の団体に相談したところ、

ぜひ、これこれをやってほしい!!

というリクエストを頂きました。

さっそく、今日の活動に合わせて、別の団体の方々も集合してくださることになり、

学生ボランティア団体IVUSAの皆さんが集まった後、

別の団体の方々と顔合わせとなりました。

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まず、多摩丘陵の自然を守る会の代表、Iさんから説明を聞く皆さん。

今回は、多摩丘陵の自然を守る会さんが、普段行っている作業が、

人手が足らずに大変なので、手伝ってほしい、ということだったんですね。

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そして、保全地域の奥地へ移動。

目の前に広がっていたのは・・・

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分かりにくいですが、残土の山です。

この雑木林に、昔、残土が不法投棄された事件があって、

その残土が山になっているのです。

その山の土が、雨で谷に流れ込み、沢を埋めてしまったのがこの場所。

そして、そこにたくさんの笹がはびこってしまいました。

一度、こうやって環境が壊されると、笹のような繁殖力の強い植物が、

あっという間に支配してしまうのです。

成り行きに任せる、というやり方もありますが、

ここでは、里山の環境を維持したい、ということなので、

里山らしい、雑木林を再生する、ということですね。

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ということで、この笹を伐採する、というのが今日の目的です。

みんなで、鋸や鉈、鎌を使って笹を刈り取ります。

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とにかく、どこが道なのかも分からない状況なので、

片っ端から刈っていきました。

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みんなで、一本一本、切っていきます。

大勢でやると、早いですね~。

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IVUSAの皆さんも、御揃いのパーカーで頑張ってます!

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作業を始めて1時間半ほどで、こんなに開けてきました~。

こういう作業は、目に見えて変化が分かるので、達成感がありますね。


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足元には、こんなフキノトウもでてました。もう春です。

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そして、里山農業クラブの代表、Sさんが登場。

学生の皆さんに、熱く、熱く、里山の大切さを語ってくださいました。

だって、誰も手伝ってくれない状況で、

こうやって若者が来てくれたわけですから、

そりゃ、もう、熱くなりますよね。

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こちらでは、アカガエルのオタマジャクシをみんなで観察しました。

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撤収しながらも説明は続きます・・・。


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あともう少ししたら、この景色も一変するでしょう。

春本番になったら、ほんとに綺麗です。

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最後の最後、白菜をみんなで収穫しました。

もう、花が出始めていたので、全部!

みんな、山のように持ち帰りました…(笑い)


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今日、参加してくださったメンバーです。

学生さんだけじゃなくて、元からのウチの会員もいますんで・・・(笑)

みなさん、お疲れさまでした~。

また次回、よろしくお願いします~。