今日は、堀之内里山保全地域での、ユギ里山保全チームの活動日でした。

すっかり春らしく・・・と思いきや、今日は非常に寒く、空も冬の雲。

でも、作物は育っています。

麦も、また背が伸びました。
さて、今日は、いつもと違う作業です。
というのは、まだ畑作業が本格化する前なので、
学生ボランティア団体の皆さんがいらっしゃって、
手が空いている時は、里山保全地域内の別の保全活動をしよう!
ということで、一緒に保全地域内で活動している別の団体に相談したところ、
ぜひ、これこれをやってほしい!!
というリクエストを頂きました。
さっそく、今日の活動に合わせて、別の団体の方々も集合してくださることになり、
学生ボランティア団体IVUSAの皆さんが集まった後、
別の団体の方々と顔合わせとなりました。

まず、多摩丘陵の自然を守る会の代表、Iさんから説明を聞く皆さん。
今回は、多摩丘陵の自然を守る会さんが、普段行っている作業が、
人手が足らずに大変なので、手伝ってほしい、ということだったんですね。

そして、保全地域の奥地へ移動。
目の前に広がっていたのは・・・

分かりにくいですが、残土の山です。
この雑木林に、昔、残土が不法投棄された事件があって、
その残土が山になっているのです。
その山の土が、雨で谷に流れ込み、沢を埋めてしまったのがこの場所。
そして、そこにたくさんの笹がはびこってしまいました。
一度、こうやって環境が壊されると、笹のような繁殖力の強い植物が、
あっという間に支配してしまうのです。
成り行きに任せる、というやり方もありますが、
ここでは、里山の環境を維持したい、ということなので、
里山らしい、雑木林を再生する、ということですね。

ということで、この笹を伐採する、というのが今日の目的です。
みんなで、鋸や鉈、鎌を使って笹を刈り取ります。

とにかく、どこが道なのかも分からない状況なので、
片っ端から刈っていきました。

みんなで、一本一本、切っていきます。
大勢でやると、早いですね~。

IVUSAの皆さんも、御揃いのパーカーで頑張ってます!

作業を始めて1時間半ほどで、こんなに開けてきました~。
こういう作業は、目に見えて変化が分かるので、達成感がありますね。

足元には、こんなフキノトウもでてました。もう春です。

そして、里山農業クラブの代表、Sさんが登場。
学生の皆さんに、熱く、熱く、里山の大切さを語ってくださいました。
だって、誰も手伝ってくれない状況で、
こうやって若者が来てくれたわけですから、
そりゃ、もう、熱くなりますよね。

こちらでは、アカガエルのオタマジャクシをみんなで観察しました。

撤収しながらも説明は続きます・・・。

あともう少ししたら、この景色も一変するでしょう。
春本番になったら、ほんとに綺麗です。

最後の最後、白菜をみんなで収穫しました。
もう、花が出始めていたので、全部!
みんな、山のように持ち帰りました…(笑い)

今日、参加してくださったメンバーです。
学生さんだけじゃなくて、元からのウチの会員もいますんで・・・(笑)
みなさん、お疲れさまでした~。
また次回、よろしくお願いします~。