子供は純粋。
子供は、無垢な心。
・・・というのが、世間一般の常識だと思います。
私は、昔から、少しだけ引っかかるものを感じていました。
ってことは、大人は純粋ではないし、無垢でもないってこと?
暗に、大人になると、汚れる、不純になる、と言っているも同然。
それが引っかかる。
そもそも、成人になるまでは、更生の可能性があるからという理由で、
刑が軽減されることがありますが、
逆に言うと、十分な大人の場合、更生の可能性がないと見なされるわけです。
人は、大人になればなるほど、汚れ、罪を背負うのでしょうか?
それが、どうしても納得いかないのです。
だから、子供のころ、大人になるのが嫌だった。
自分が、どんどん罪深い存在になるのでは?と。
人は、子供だろうが大人だろうが、いくつになろうが、
純粋で愛されるべき存在のはず。
そんなふうに思います。