MOTO-GPも、12月になってテスト禁止期間となり、
シーズンオフとなりました。
しかし、ここまでのテストの様子を聞いていると、
来年は、大変なことになりそうですね~。
何故かというと、来年は変更点が多い!
電子制御システムが、ハードウェア&ソフトウェア共に共通化されますし、
タイヤがミシュランタイヤに変わる。
どっちも、今のバイクにとっては最も重要な要素ですから、こりゃ大変。
まず、テストでは、電子制御システムが共通化されて、
ホンダなど電子制御システムが進んでいたメーカーは、タイムが1秒近く落ちたようです。
また、ミシュランタイヤは、リアタイヤは好評ですが、フロントタイヤが気難しく、
転倒者が続出。
これらによって、先日の、WSBとMOTO-GP合同テストでは、
WSBのトップタイムが、なんとマルケスのタイムに、コンマ1秒近くまで迫ったとのこと。
WSBは、市販車ベースですが、電子制御システムの制限がないので、
MOTO-GPのものより進んでいるようです。
実際、マルケスも、電子制御システムが大幅に後退したと言ってましたね。
ということは、これまで格差のあった電子制御システムが、
みんな同じになりますから、
今年は下位だったメーカーも、来年はチャンスかも!
ホンダとヤマハの優位は変わらないでしょうが、他のメーカーも頑張ってますしね。
例えば、ドゥカティ。
ついに、あのケーシー・ストーナーをテストライダーに迎えることに成功しましたし、
来年は、さらに暴れてくれるかも。
そして、我がスズキ。
アレックスのケガは心配ですが、ビニャーレスが順調にテストをこなしている様子。
ついに、シームレスミッションが投入されましたし。
ビニャーレスは、ホンダやヤマハが狙っているぐらいの逸材なので、
来年は、一花咲かせてくれるかも。
もちろん、アレックスにも頑張ってほしい!
それから、アプリリア。
来年も、ブラドルとバウティスタですが、
完全新型マシンになるようで、大幅に軽量&ハイパワーになるらしい。
大化けするかもしれません。
特に、ブラドルには頑張ってほしいんですよね。
それから、再来年ですが、KTMがMOTO-GPクラスに参戦することが決まっていて、
来年はテストを強化する様子。こちらも楽しみです。
以前から噂のあるカワサキのMOTO-GP復帰ですが、まだ情報はありません。
でも、再来年には実現してほしいですねー。
あと、BMWはまだ来ないのか!?