3日目の朝。

実は、こんな東屋の前にテントを張っておりました。
ここしか平坦な場所が無かったので。。。
しかし、その選択が誤りでした。(笑)
前の晩、後ろの東屋で、若いグループがドンチャン騒ぎをしまして、
長い時間、寝られませんでした…。
さて、ここは九頭竜川の河口にありまして、

越前の大河が見渡せます。

ちょうど河口が港になっていて、港から漁船が出ていきます。

沖には、漁をしている船が浮かび、

堤防には、たくさんの釣り人が群がっています。

日も昇ってきたので、そろそろ出発。
越前海岸をここまで堪能してきたので、今日は内陸部。
そして再び岐阜に戻ります。
そのためR305から、内陸部に向かう県道を繋いで走ります。
すると、こんな景色に遭遇。

一面の麦畑!

場所は、九頭竜川の堤防です。
左は麦畑、右は九頭竜川。

白山山系から流れてきた豊富な雪解け水ですよね。
福井って、九頭竜川が運んできた肥沃な土地が広がっているのですよね。
あまり穀倉地帯という印象はありませんが、でもこれだけ広い場所があるので、
豊かな土地なのだと思います。

道を走っていると、えちぜん鉄道の踏切で電車に遭遇~。
JR以外の民営ローカル鉄道ってのは、好きなんですよね~。
ありがちな1両編成ではない!というのがまたすごい。

山岳地帯に向かって一直線にのびる道路も、北海道みたいでワクワクします。
さて、このあとR8に合流し、そのまま南下。
さすがに福井市街地が近くなってくると、田園地帯から景色が一変します。
そのまま勝山方面に向かうつもりだったのですが、
道路標識に「永平寺」の文字を見て、気が変わりました。
あぁ、あの、ゆく年くる年で出てきた永平寺!?(笑)
ならば、せっかくなので立ち寄ってみるか・・・ということで立ち寄ってみました。

さすが、一流のお寺だけあって、何もかも作りが立派で、デカイ。

門も立派です。
実は、写真だけササっと撮ったら帰ろうと思っていたのですが、
この門から先は入場料がいるとのこと。(500円)
迷いましたが、せっかく来たので、500円払って入ってみました。
すると、まだ7時半ぐらいだったのですが、掃除の時間と言うことで暫く待たされ、
8時ぐらいにようやく先に進むことができました。

建物から建物は、このような渡り廊下?で繋がっています。

この床も、お坊さんたちが毎日磨いているのでしょうね。ピカピカでした。



さすが、どこを撮っても絵になりますね。
ところで、ここで気が付いたのですが、永平寺は曹洞宗の総本山。
私の出身大学の駒澤大学は曹洞宗の学校なので、
そういう繋がりがあったのですね!(気が付くのが遅い・・・)
永平寺を堪能した跡は、R158で越前大野へ。

すると、緑の景色の中に、やたら目立つピンクが!(笑)
芝桜が有名らしく、あちこちにピンクの芝桜がありました。

残雪が残る白山山系に向かって走ります!

そして、徐々に国道は山岳ルートへ。

R158は、九頭竜川に沿って走る山岳路になりました。
しかし、このルートはこれまも何度も走っているので、
途中、県道127で福井・岐阜県境を越えようとたくらみましたが…
あえなく「冬季閉鎖中」の看板で断念。
やむなく、R158で県境越え。
やっぱり、この時期は通れるルートが限られますね。豪雪地帯は。
ということで、再び岐阜県の郡上市へ入りました。

(つづく)