MOTO-GPは、今月からテスト禁止期間に入りまして、
来年2月から、またテストが始まります。
スズキMOTO-GPチームは、11月末にヘレスでテストを行い、今年を締めくくりました。
まだ、僅かなテストだけなので、なんとも言えませんが、
今のところ、アレイシ・エスパルガロとマーべリック・ビニャーレスの両ライダーの評価は上々のよう。
問題は山積していることを認めつつも、高いモチベーションを感じさせます。
実際、ライダー選定としては、かなり良い選択だと思いますので、
あとは、スズキが彼らの要求に、どれだけこたえるマシンを用意できるか。
もー、ほんとうに、頑張ってください!スズキさんっ!!
そういえば、スズキがMOTO-GP復帰を決めた要因の一つとして、
東南アジア市場の影響があるそうです。
いまや、世界屈指の二輪市場となった東南アジアでは、日本4大メーカーをはじめとして、
どこも力を入れているようです。
しかも、東南アジアの中でも主要な国である、インドネシア、マレーシア、タイなどでは、
2輪レースの人気が高まり、MOTO-GPに対する認知度も急上昇しているらしく、
ロッシやマルケスと言ったMOTO-GPのスーパースターは、東南アジアで人気があるとのこと。
それに遅れてはならない!ということで、MOTO-GPでのスズキの存在感を上げる必要があるみたいです。
東南アジアでは、小型排気量バイクが主流でしたが、富裕層が増えるにつれて、
中大型バイクのニーズも増えているようで、スーパースポーツ系バイクの人気もあるようです。
ヤマハやBMWもスーパースポーツの新型を出しましたし、
スズキもMOTO-GP復帰後、何かやってくれるはず。
なにせ、MOTO-GPマシンが、GSX-RRという名前ですから、
時期GSX-R1000が、MOTO-GPマシンのレプリカになるのは必至。
早くお目にかかりたいもんです。。。

写真は、モテギでのシュワンツによるGSX-RRのデモランです。
来年のモテギでは、いったいどんな活躍を見せてくれるのでしょうか・・・?