今回の目的地は、東北地方。
東北地方の中でも、主に岩手県を中心とした周辺、と設定しました。
19年前に、青森、岩手、秋田をツーリングしたことがありましたが、
それ以来なので、ほんとうに久しぶり。
例によって、あまりルートを決めず、行き当たりばったりの旅としました。
期間は、9月21日から9月26日までです。
さて、初日。

最初から絶好のツーリング日和。
早朝、6時前に自宅を出発し、東北道へ!
が、中央道に乗った最初から、すでに渋滞。
首都高速に入っても、東北道に入ってもずっと。。。恐るべし、秋の三連休初日。
が、なんとか東北道・蓮田SAに入り、一息入れます。
蓮田SAには、たくさんのバイクが停まっていて、
何気なくそちらを見ていたら・・・
あれ?何か見覚えのあるバイクがいるなぁ~。
と思ったら、偶然にも会社の同僚が二人、そこにいるではありませんか!
彼らとは、もう10年ぐらい前になりますが、ツーリングに行く仲間でして、
以前は、一緒にあちこち行ったものです。
今回は、数少ない生き残り(笑)の二人が、日帰りで日光方面に行くことにして、
ここ蓮田SAで落ち合ったのだとか。
そこに、私が偶然現れたのですよ。

久しぶりに再会したみんなのバイク。
私のだけ、SVに代わっています。当時は、私はRF、カタナ、GSX-Rでした。

せっかくなので一緒に記念撮影~。
ということで、蓮田SAから宇都宮まで一緒に走行!
でも、大渋滞の中なので、ずっとすり抜けでしたが。。。
彼らと別れ、東北道をひたすら北上します。

途中の阿武隈PAでお昼ご飯。

メニューは、月見そば。
福島盆地を過ぎ、仙台を通過して、ようやく古川ICで降ります!
いざ、東北の旅の始まりです。

今回は、古川ICで降りた後は、R47にて鳴子温泉方面へ向います。

国道沿いのコンビニで小休止しつつ、R108へ。

最初に出てくるのが鳴子ダム。

徐々に山岳地帯に入ってきます。
そして向ったのは、鬼首温泉郷にある、鬼首温泉のなかの・・・

ここは、間欠泉が見られる場所。

見学料が400円で、一瞬躊躇しましたが(笑)、せっかくなので入ります。

御覧の場所が、間欠泉の場所。
15分に一回なので、みんな出てくるまで待っています。

それまで静かだった穴から、ボコボコと音がするとともに、湯けむりが上がり始め・・・

出ました!!

結構、高くまであがります!

すごい勢いですね!
温泉らしい硫黄の香りが漂います~。
結局、2回ほど見て、先へ。

R108をそのまま北上します。
山岳道路だけど道幅は十分で走りやすい。

多少、車もいましたが、三連休にしては少ないかな?

まさに快走路といったR108は、ハイスピードで走れます。
そして、峠の長いトンネルを抜けると、

そこは秋田県湯沢市。


湯沢市という名前からしても、ここにもたくさんの温泉があります。
あちこち立ち寄りたい気もしますが、先を急ぎます。

R108は、山岳地帯から、山間の田園地帯の中を通ります。
田んぼは収穫の時期で、ちょうど稲刈りをやっているところが多いですね。

途中、道路脇にこんなものを見つけまして、止まりました。

湧水です。力水というのだとか。
ツーリングの途中、こうやって各地の名水を飲むのも楽しみの一つ。
しっかりボトルに水を入れ、今日のキャンプの水も確保です。

R108をひた走り、由利本荘市の鳥海町までやってきました。

実は、この日は日本海まで行きたかったのです。
時間的に厳しく、途中までその気は無かったのですが、
やっぱり日本海に沈む夕日を見たい!
ということでR108を走ってきました。
途中、県道で鳥海山の山麓をかすめながら、にかほ市の象潟海岸が目標地点です。
が、時間的に日の入りに間に合うかどうか微妙な時間。
ところが、鳥海山に近付いていくと、急に空模様があやしくなり、黒い雲がわんさか!
そして雨が降り出しました!
とにかく、象潟海岸への最短ルートを選び、走って走って、
ようやく海岸にたどり着いたのは、午後6時を回っていました。

雲の切れ間から空は見えるものの、分厚い雲に阻まれ、夕焼けも見えず。。。

この日の野営地は、この後ろの松林です。

ほとんど暗くなった場所で、急いでテントを張り、さっさと晩御飯を済ませました。
(つづく)