県道を、湖沿い南下します。
ずっといい感じの景色が続き、どこで野営してもいいのですが、
ここだ!という決め手に欠ける・・・
そんな感じで迷っていたところ、湖沿いの草地にテントを見かけました。
キャンプ場かな?と思いきや、そうでもない。
トイレが一つあるだけの公園でした。
離れた場所に家族連れのテントが一つありますが、
静かな湖畔の木立には誰もいません。

おぉ!ここはいい~!
と一発で気に入ってしまいました。
すでに6時半近くになっていたこともあり、ここに決めた!

この、水際の木立の目の前にテントを張ります。

遠くの方に先客がいますが、これだけ離れていたらまぁいいか。
なんか、北海道の湖のキャンプ場みたいな雰囲気で、ナイスです。


夕日は、湖と反対側、つまり背後から照らしていますが、もう沈んだ後で、
あたりはだいぶ暗くなってきたので、急いで設営!

次は早速ビールで乾杯!

暗くなってきましたのでランタンに火を灯し、いい感じになってきました♪

すっかり日は落ちて、夜は更けていきます。
この日は、20時半に就寝~。

寒かったですが、眠れないほどではなく、ぐっすり眠り、
翌朝、4時頃起床。
まだ暗い中、まずお湯を沸かします。

ガスバーナーの青い火が光ります。

そして沸かしたお湯で、朝の一杯の味噌汁を飲みます。
これは、私の野営時の儀式みたいなもので、
冷えた体を温めるのにもいいですね。
こうやってゆっくりみそ汁を飲みながら、空が明るくなるのを待ちます。

そろそろいいかな?明るくなってきました。
外に出てみましょう。

空は晴れているようです。お月さまも、まだ輝いてます。
明るさが確保できてきましたので、では、撮影タイム!

目の前の湖では、漁師さんが漁をやってます。何が採れるのでしょう・・・

日の出前の薄明るい空の元の、湖と山々・・・。

たくさんの水鳥が見えました。

空にも飛んでます。サギですかね?何だろう…
すると、何か聞き覚えのある鳴き声が・・・

おぉ!
もしかして、これはハクチョウなのでは・・・?

先ほどの漁師さんは帰っていきました。

ハクチョウは、だいぶ近づいてきてくれました。
まだシベリアには帰らないのでしょうか?

他にも、種類はわかりませんが、たくさんの水鳥が浮かんでます。

湖畔の、絶好のロケーション!

まだお月さまもはっきり見えます。

水面の上に伸びている枝が、また良い感じです。

そろそろ日の出の時刻です。が、地平線付近には雲があるよう・・・

だいぶ明るくなってきましたが、まだ太陽の姿が見えない・・・
が、山の上の雲をじっと見ていると・・・

おぉ!見えてきた!
お日様の姿~!

徐々に、お日様の輪郭がはっきりしてきます。

霞んでいるものの、見事なお日様です。


まさに、黄金に輝くお日様。

水面に、その輝きが映ります。

思わず惚れ惚れ~。


漁師さんも黄金色に。

少し落ち着いたところで、朝ご飯を食べながら撮影~。

こんな立派な大木の下で野営できるなんて最高~

お日様が高くなるにつれ、眩しくなってきました~。

いやはや、ほんとに素晴らしい景色をありがとう。

いつまでも名残惜しいでしたが、駐車場に停めておいたバイクに荷物を積み、
6時過ぎに出発!

相変わらずの湖岸道路を気持ち良く走ります!

ここ琵琶湖西岸の高島市には、このような風車の風景がたくさんあるようで、
オランダに来たみたいです。(オランダに行ったことはありませんが・・・・)
そして湖岸道路を経由して、R161号に合流し、さらに南下します。

R161号も湖岸を走る道路でして、早朝ということもあり、車も少なくて快適!
このR161号は、このあと湖西道路という高速道路風のバイパス道路になります。

ここからは少し山側に入りまして、湖岸からは遠くなるのですが、
湖の眺めは良くなります。

対岸も見えますね。

撮影のために、一時停車中~。
このあと、琵琶湖に別れを告げ、内陸に入っていきます。
(つづく)