大洗からは、国道51号にて南下しました。

暫く二車線の快走路ですが、
南下するにつれ、片側一車線になり、

両脇に家並みが迫る、意外と細い道に。
しばらくして、右折して国道354号を東に向かいます。
この辺りは、のっぺりとした平野だけかと思いきや、
なだらかな丘陵もありまして、このような田畑の間を抜けていきます。

そして現れるのが、この鹿行大橋です。北浦にかかる橋です。

細長い北浦がよく見えました。
ちなみに、今回の車載カメラは、ちょっと上向きになっちゃいまして、空が写っている割合が大きいです。(笑)
引き続き国道354号を西に向かいます。
引き続き国道354号を西に向かいます。

道は、淡々としていて、意外と田畑だけでなく市街地も多い。
そして車も多くて、まったりとしたペースで進みます。
そして、玉造で霞ヶ浦のほとりに到着!

ここに道の駅があり、休憩タイムとなりました。
道の駅は、霞ヶ浦にかかる霞ヶ浦大橋のたもとにあり、
橋がよく見えます。

霞ヶ浦って日本で第二の面積を誇る湖なのに、いままでほとんど見たことがなかったんですよね。
今回は、この霞ヶ浦を見よう!というのも目的の一つでしたので、
この道の駅の芝生に寝転がりながら、ゆったり湖面を眺めました。

ここで、だいぶ疲れが溜まったので、15分ほど昼寝タイム。
晴れていれば、もっと眺めも良かったのかもしれませんが、
穏やかな春の霞ヶ浦でした。
この辺りは霞ヶ浦でも、狭くなっている場所なので、それほど大きさは感じませんが、
この南側に広大な霞ヶ浦が広がっているのですよね。
休憩も終わり、再び出発。

先ほど眺めていた大橋を渡って、土浦に向かいます。
土浦駅の側を通って、ぐるっと霞ヶ浦を反時計回りに回るコースです。
そうそう、土浦には土浦港の表示があり、高速船の文字がありました。
霞ヶ浦には高速船の定期便まであるのですね!
さすが、湖とはいえ、スケールが違います。
ぐるっと回って、国道125号で霞ヶ浦の南側を、今度は東のほうに走ります。
と、ここで、次の目的地に到着。
予科練記念館です。

予科練とは、「海軍飛行予科練習生」及びその制度の略称です。
旧日本海軍のパイロットを養成するための基礎訓練を行っていた場所、というわけです。
今回は、ここも見てみたかったので、入館料を払って見学しました。

室内の撮影は禁止でしたが、屋外に展示されていた回天の模型です。
回天とは、特攻用のいわゆる人間魚雷です。
戦争末期には、予科練の練習生は、パイロットではなく、このような特攻兵器の操縦者になっていたようです。

さて、記念館を出た時には既に16時を過ぎていて、国道125号を東へ急ぎます。
明るいうちに野営しようと思っていたけど、この調子じゃ無理かな~。

道路からは、幅広い水路が見えたりして、水郷っぽい雰囲気です。

国道51号に入り、潮来へ向います。
持っていた10年以上前のツーリングマップルでは、有料の表示だった水郷道路に入りましたが、
どうやら無料化されている様子。やったね!

神栖市街地のコンビニで休憩&夜の買い出しを済ませます。
もう日の入りの時刻。急がねば。

ずっとまっすぐの国道124号を快走します~!

波崎付近に来ると、もう暗くなってしまいました。あともう少し!

ついに利根川にたどり着きました!銚子大橋です!
20年以上前に来た時には、古臭い鉄骨の橋だったはずなのに、ごらんのように立派なつり橋になってました。
調子市街地に入り、たどり着いたのは・・・

太平洋に突き出した、犬吠碕です!

すっかり日が落ちたなか、テントを急いで組み立て、やっと一息。
この場所は、砂浜に面した公園?広場?のような場所になっていて、トイレも近くにあり、
野宿には最適の場所~。
テントの向こうには、ホテルの灯りが煌々と光ってます。

さっそく、つまみと共にビールで乾杯。

灯台は、ライトアップされて、なかなかの雰囲気です。
もちろん、グルグル光が回転してます。
でも、意外と眩しくない。灯台に近すぎるためでしょうかね。

風が強くなってきて、外にいられなくなったので、テントの中に入って、カップラーメンの晩御飯。
ふぅ、お腹一杯になりました!
ということで、20時過ぎにシュラフに潜り込み、お休み~。
地面が砂なので、寝心地も良いし、イイ感じ♪
・・・と思ったら、21時過ぎ、眼が覚めました。
あまりの強風でテントがバサバサ音がするのと、バラバラ!!と雨が当たる音が。
あちゃ~!と思っていたら、
ますます雨が激しくなり、豪雨になってきました。
でも、今回は砂浜だったので、浸水することも無く、水が入ってこないことを確認したら、
またお休み~。。。
これが、砂浜じゃなくて、普通の地面だったら、そりゃ大変でしたね。
まさか雨が降ると思ってなかったので、浸水よけの溝も掘ってなかったですし。
ということで、途中何度か眼が覚めましたが、そのままぐっすり寝ることができました。
(つづく)