再び洞爺湖畔に戻ります。
パン屋さんを見つけそこなって以来、パンが無性に食べたくなり、
温泉街ならあるかも!?と思って探すも・・・、ありません。


あぁ、腹減った。
湖畔を離れ、国道453号に入ると、道の駅「そうべつ情報館」へ立ち寄りました。
もしかしたらパンを売っているかも!?という期待を込めて。
すると、ありました!
地元で作ったパンが売っていたのです。
種類は少なかったのですが、まぁいいやとレジに並ぼうとしたら、張り紙に気が付きました。
「道の駅の向かいのパン屋のパンです」
おぉ!目の前にパン屋さんがあるではないですか!
ということで、めでたくパン屋さんを発見し、大好きなパンを買うことが出来ました。
さて、せっかく美味しいパンですので、景色のよいところで食べたいと思い、
地図で良いところを探すと、ツーリングマップルで壮瞥公園という表示を見つけました。
「湖を眼下に望み晴れた日には羊蹄山と昭和新山を望む」
これだっ!
ということで、行ってみました。
狭い道を登っていくと、ありました!

素晴らしい眺めです~


バイクでここまでこれます。

洞爺湖が見渡せます~。

いただきます~!
やっぱり、よい景色を見ながらの美味しいパンは、最高♪

昭和新山もよく見えます!

そして羊蹄山も!

眼下には、先ほど走っていた道道も。

洞爺湖には観光船もたくさん走っていますね。
お腹も心もお腹一杯になった後は、
再び国道453号に戻り、洞爺湖に別れを告げて東へ。

今度は、道道2号に入って、オロフレ峠越えです。
ここは18年前に一度走ったことがあるけど、だいぶ忘れちゃったなぁ。。。

快適なワインディングです♪

そしてオロフレ峠に到着。

よかった!前も後ろも、よい眺めです!

なんか思い出しました!あった!この標識。
なんか時代を感じます~。

険しい山並みです。

あの道を走ってきました。

洞爺湖方面・・・のはず。
峠を下り、カルルス温泉を過ぎると、到着したのはあの有名な登別温泉。

ここで、銭湯温泉に入ります~♪
すごく立派な銭湯温泉で、乳白色の温泉をはじめ、色々なお湯が揃っています。
残念だったのは、露天風呂が無かったことか。。。

銭湯の近くの温泉街を散策し、お土産屋さんでお土産を買いそろえました。
もう、残された北海道滞在時間も限られていますので。。。
せっかくなので、まだ行ったことが無かったクッタラ湖に立ち寄ってみました。

山を登っていきます。

途中、下の方に地獄谷が見えました。

湯気が凄いですね~。

向かいの山から煙が上がってます。なんか、ディズニーシーの山みたい。

さらに登っていきます。

クッタラ湖到着!

もうちょい先に進みます。

静かな湖面に出ました。
洞爺湖と違って、こじんまりとしていますが、こういう湖もいいですね。

誰もいないし、静かだし・・・ここに泊まりたい。(笑)

湖に別れを告げ、山を下ります。

道が広がってきて・・・
登別市街地に出た後は、国道36号へ。

一路、苫小牧。
もう、立ち寄るスポットも無いので、いよいよ最終コーナーを立ち上がった気分です。

苫小牧市街地で、フェリーの中で食べる晩御飯、朝ご飯、昼ご飯を買い出して、
2日前に走ったばかりの、無料区間である日高自動車道に乗り、
厚真ICを降りると、いよいよ終点の苫小牧東港です。

長距離トラックの後ろをついて行くと、港に到着。

すると、待機所に自衛隊車両の大群がいてビックリ!

これが、秋田経由の新潟行き新日本海フェリーです。いや、新潟経由の敦賀行きですね。
行きは新潟→小樽にしましたが、帰りは苫小牧東→新潟にした理由は、
こちらの便は出航が19時なので、最終日がたっぷり時間が取れるためです。
自衛隊車両の大群のためか、乗船までだいぶ待たされましたが、いよいよ乗船です。

一列になって・・・

チケットのチェックが完了したら、GO!

さらば!北海道!

乗船しちゃったよ~

来る時と同じように、荷物を網棚に載せます。
ちなみに、バイクには行き先を示す札を付けてます。下船場所が、秋田、新潟、敦賀の3か所なので。
乗船してみると、二等室は物凄い混雑で、ビックリ!

自衛隊の隊員さんの数も凄かったのですが、
サッカークラブの少年たちの団体もおりまして、とにかく満杯なのです。
乗船後、ただちにお風呂に直行したのですが、
もう脱衣所から物凄い混雑で、風呂場も洗い場で待ち行列。

自衛隊のみなさんは、タオルまで自衛隊仕様なんだということが分かったりと、
色々見どころもありまして(笑)、なんとか体を洗って脱出しました。

ようやくプロムナードの椅子を一つゲット。

出港直前に、ノンビールにて乾杯~♪

すると、蛍の光と共に船は岸壁を離れ、ついに北海道を離れます。
北海道よ、さらば・・・。楽しい思い出をありがとう~!
また来るからね!
(つづく)