再び走り出し、峠を越えて・・・

再び海に出ると・・・福島町です!

横綱千代の富士の故郷で、あちこちに看板がありますね。
頭の中で、「千代の富士~、北海道福島町出身~、九重部屋~」という呼び出しの声が蘇りました。(笑)
ところで、回復傾向にあると思っていた天気ですが、

海霧がでてきて・・・

霧は途切れ途切れに出てきます。
そうこうしているうちに、道路は断崖沿いの道になり・・・

北海道最南端の白神岬に到着。

国道を走っていると、あまり目立たないので、それと気が付かず通過してしまいそうな場所でした。

っつーか、この白神岬、全く知りませんでした。北海道最南端だったのね。
海の向こうには津軽半島があるはずなのですが、全く見えず。

再び走り出すと、日本海側に入ってきたからでしょうか、

霧が晴れて、青空が見えるようになってきました。

ん~、爽快!


緩やかなコーナーが続き、走るのも楽しいですね!

次の町に近付いてきました。

松前の市街地です~。
さすが、北海道唯一の城下町。
お城の街ですね。

せっかくなので、松前城も見学。

思ったより小さくて可愛いお城でした。

こちらは松前神社。

こちらは海沿いにある松前の道の駅です。

青空もあるのですが、海の向こうには分厚い雲もあって、ちょっと微妙~。

霧が湧きあがってくる様子が分かりますね!
松前を出発し、国道228を北上します。


道は、ややゆるい斜面を海沿いに走るルートです。
このルート、淡々としているのですが、比較的車も少なく、
そして適度なコーナーが連続していて、なかなか楽しい道でした!


天気は相変わらず、曇ったり霧が出たりの繰り返しでしたが、

お陰で退屈することも無く、快走でした♪

海よりも高い位置を走ります~。

コーナーも気持ちいいね!
ところで、この辺りを走っていて気が付いたのですが、竹林があるのですね!北海道にも!
てっきり北海道には竹林は無いのかと思っていましたが、
さすがに道南にはあるんだ~、という驚きでした。

途中、名も無い休憩所があって、そこで一休み。

そこから見えた港の標語を、ついつい読んじゃった。

さて、そのまま北上を続け、上ノ国町へ。

ここにある花沢温泉簡易浴場という源泉かけ流しの温泉に入りました。
なお、簡易浴場ということもあって、中には石鹸などはありません。
でも安いです。
前日、お風呂に入り損ねたので、ここでスッキリ!

が、この時点でもう5時半。
おっと、もう寝床を確保しなきゃ!
ということで、キャンプ場ガイドで選んだのは、この地点からもう少し北にある、
江差町のかもめ島キャンプ場です。
ただ、無料なのは良いのですが
「駐車場からテントサイトまでが遠く、途中に長い階段あり」となっています。
一瞬迷いましたが、
逆にそういう場所のほうが、人も少なくていいかも♪
と思い直し、行ってみました。
かもめ島は、江差町の市街地の目の前にあり、
市街地のコンビニで買出しした後、すぐにかもめ島に到着。
なお、かもめ島と言っても、砂嘴で陸続きになっているので橋などがあるわけではありません。
島の手前の駐車場にバイクを停めると、その横には大きな帆船が。

徳川幕府最後の軍艦「開陽丸」と言うそうで、もちろん復元したものみたいです。
時間も遅かったので、船の見学は断念。
なお、写真で分かるとおり、霧が立ち込め、遠くは真っ白です。


この砂浜の向こうの森が、かもめ島です。
森に入るところに階段があり、これを登ります。
何度も往復するのが嫌で、全部の荷物を強引に持ちました。
予想どおり、ひぃひぃ言いながら荷物を階段の上まで運び・・・
島の上にある芝の広場であるテントサイトへ。

山のような荷物を、ひとまずベンチに放り出しました!(笑)
周りを見回すと・・・
名前のとおり、かもめがたくさん。


広い芝のテントサイトです。

敷地には、灯台もあります。

サイトの端っこにテントを設営しました。
目の前には日本海が広がるのですが・・・霧で見えず。

しかし、チラッと霧が晴れたタイミングで、海が見えました。

島の横は港になっていて、
奥尻島行きのフェリーが出ます。

船の霧笛がいい感じ♪

晩御飯は、前日に知人から頂いた、イカ飯です!

お湯で温めるだけのイカ飯です♪
実はイカ飯、初めて食べたのですが、旨いですね!!

食べているうちに、辺りは暗くなり・・・

テントにくくりつけた、クッチャロ湖キャンプ場の使用許可証が、なんだか懐かしい。。。

気が付けば、灯台は光を放ち、夜は更けていきます。
北海道でのキャンプも、この夜が最後。
少し感傷気味な夜でした~
(つづく)