多和平を後にし、再び国道391号に戻り、さらに南へ向かいます。
標茶を通過し、暫く走ると、右手にシラルトロ湖が見えてきました。

この湖が見えてくると、いよいよ釧路湿原です。
国道391号は、車は少なかったのですが、たまたま前にタンクローリーがいて、
なかなか抜けず、暫くはゆっくりペースとなりました。
達古武沼近くを過ぎると、国道から右手に入ります。
目的地は細岡展望台。
ここに来るまでにサルボ展望台などがあるのですが、今回は細岡展望台のみとしました。
いくつかある釧路湿原の展望台のうち、この細岡展望台が好きなのですよ。なんとなくですが。
なお、ダートの先にあるコッタロ展望台も好きなのですが、今回は時間の関係でパスでした。

久しぶりの細岡展望台は、
またまた記憶が非常に曖昧で、駐車場を見ても、こんなところあったっけ?
という感じでした。前回は16年前ですからねぇ。
もしかしたらほんとに変わっちゃってたかもしれないですけど。
(でも、多分忘れただけだと思う)
(でも、多分忘れただけだと思う)
駐車場から展望台まで少し歩くのですが、
私の記憶では駐車場はすぐだったような?(気のせいか・・・)

いやいや・・・これぞ釧路湿原ですなぁ。

多少雲は多めですが、この辺では霧で何も見えないことも多いので、充分!
遠くの青い山と、緑の湿原と、蛇行して流れる釧路川が、非常に雄大な景色を作り出しています。

いいなぁ。これ。

ちらほら晴れ間もあって、視界はぐー!

蛇行する釧路川がいい感じ。

釧路湿原は、大昔は海だったところに、徐々に土砂が堆積してこのようになったということですが、
はるか昔は、ここに海があったのですね。向こうは阿寒湖方面だと思います。

せっかくなのでズーム。。。あの川を川下りしたら気持ちいいだろうなぁ。

遠くの山並みです。手前の緑と奥の青が、すごく遠近感を感じますね。

南側には、遠くに釧路市街地が見えます。

釧路川をアップ。

いつまでもこの湿原が大切にされますように。
暫く細岡展望台を楽しんだ後、
すぐ近くにある釧路湿原駅に立ち寄ってみました。
駅なのに、車やバイクでは行けず、途中から歩くのですよ。
(といっても、ほんの100mほどですが)

これが駅舎。初めて見ました。かなり立派ですね!
でも無人駅です。

のどかな風景ですね~。

時刻表を見たら、ちょうどノロッコ号が来るみたいだったので、暫く待ったのですが、
(ノロッコ号は釧路湿原の観光用の列車で、ゆっくり走ることで有名)
予定の時刻になっても来ない。
時間に正確な日本の鉄道なのに!?

でも遅いので有名なノロッコ号だから仕方ないか?
と思いつつ諦めて駅から歩き始めたら、やっと来ました!ノロッコ号。

いいな~、乗ってみたいな~。

平日でしたが、お客さん、結構乗っていました。
ノロッコ号を見送って、またバイクにまたがり、来た道を戻ります。
細岡展望台までの道は細い道なので、割とゆっくり走っていたのですが、
なんとノロッコ号に追いついてしまいました。線路とほぼ並行して走る道なんですよね。

さすがノロッコ号、踏み切りの警報機が鳴ってから、通過するまでが長い長い!
(実は、近くに細岡駅があったために停車していて長かったようです)
(実は、近くに細岡駅があったために停車していて長かったようです)
またゆっくり撮影することが出来ました。

なお、撮影ついでに、踏み切り近くを流れていた釧路川も撮影~。

昔、ここでカヌーを漕いだことがあったなー。なんて思い出しながら。
釧路湿原を後にし、国道391号をさらに南へ走ります。
徐々に車が増えてきて、道路も広くなり、両側にお店が増えてきました。
大都会、釧路です。
街の様子、お店の並びは東京にあるものとそっくりで、
馴染みのある店ばっかり。北海道にいる事を忘れてしまいそうです。
釧路に来た目的は、コンパクトカメラを買うことと、昼飯です。
途中見つけた、ケー○電器の看板を頼りに釧路市内を走り回り、
ようやくたどり着いた電気屋さん。
また同じくキャノンのIXYを選び、すぐに使うって事でお店で充電もお願いしました。
充電している間に、近くのお弁当屋さんでお弁当を買い、
これまた近くの新釧路川の川原でお弁当を食べました。


こんなところで弁当食ってるライダーはなかなかいないでしょうね。


この日は海苔弁でした。
釧路という都会の川原で食べるお弁当もおつなものです。
それから午後のルートを考えました。
天気は南のほうが良い。
じゃあ、釧路から東に厚岸や霧多布、根室方面にしようか?
と思い、天気予報を確認すると、東のほうはあまり天気がよくないらしい。
天気がよいのは、この釧路近辺もしくは釧路から西のようです。
うーん、でもせっかくここまで来たので、道東に泊まりたい。
となると、道東で泊まりたかった場所、中標津に向かうか・・・。
という結論になりました。
さて、電器屋さんに戻って電池を装着して、準備完了!
記念にカメラのパッケージをパチリ。

お店もパチリ。

再び出発して、市街地道路でもパチリ。

車載カメラ復活です。

釧路よ、さらば!
目指すは中標津!
(つづく)