国道40号は、天塩川沿いを走ります。
天塩川は長さ256kmで日本で4番目の長さを誇る大河ですが、
両岸に堤防など人工物がない景色が続きます。
これがまた、北海道らしくていい。

途中、道道119号に入り、峠を越えて日本海を目指します。
しかし、このようなローカル道路でも、気持ちのいいワインディングが続く!


暫く走ると日本海が見えてきました。遠軽町です。
国道232号、通称オロロンラインを通過し、そのまま海方向へ進みます。

適当に走り、海沿いの直線に出ました!
これがガイドブックに乗っていた町道浜更岸線のようです。

海沿いの直線道路として、ライダーの間で有名みたい。私は今回初めて!

片方は海、片方は平坦な牧草地。

そこを一直線の道が走るわけですから、こりゃ絵になりますね!
おまけに青空ときた日にゃ、もう最高です。


直線を走り去る自転車のオジサン・・・
町道を北上すると天塩町市街地に入ります。
ここで国道232号に入り、
今度は道道106になったオロロンラインを目指します。
が、ここで道を間違え国道をそのまま突っ走り、

途中で気が付いて海に向かう枝道を走って、
無事にオロロンラインへ。
こっちの道道106オロロンラインは、20年以上前に来た事がありますが、
さすがに入り口はもう覚えてない。
でも、昔から直線道路と言えばオロロンライン!というぐらいの場所ですから、
やっぱり感慨深いです。

以前と違うのは、風力発電の巨大な風車がたくさん並んでいること。
オロロンラインを南から北上して行くと、
南側は道路際に電柱がありますが、
途中から電柱もなくなり、ほんとに道路だけの一直線になります。

この風景がまたいいですね~。

そして海の向こうには利尻富士。

走っては写真を撮り、走っては写真を撮り・・・の繰り返しでした。




しかし、やっぱり車載カメラだと、ブレブレですね。(笑)

ツインエンジンだからでしょうかね。
オロロンラインをある程度まで走ったら、また南へ少し引き返し、
今度は内陸側へ移動します。道道972です。
ここは初めて。

前回は、オロロンラインをそのまま稚内まで走るルートでしたので。
サロベツ原野の中も走ってみたかったんです。
そのままサロベツ原野を突っ切り、対岸?の幌延に。
ところで、今回のツーリングで初北海道キャンプ場は、
この幌延にある森林公園にすることにしました。
理由は、無料だから。(笑)
この周辺で無料のキャンプ場は、ここしか無かったんです。
そもそも、無料のキャンプ場がある事自体、凄いことですけどね~。
いやいや、北海道はありがたい・・・。
キャンプ場に到着したのは、午後4時ごろ。
既にライダーが二人ほどテント張ってます。

場所を決め、すぐにテントを張りました。
なにせ、新潟でキャンプしたとき、雨でびしょ濡れでしたから、
まず乾かさないといけません。

いやいや、今日は晴れて良かった!
テントが乾いたら、早めの晩御飯です。

今回も、あまり料理道具は持ってこず、こんなインスタントが中心ですが、
屋外で食べるのは、なんでも旨いですね!
さて、晩御飯を食べ終わったら、お出かけです。
カメラ道具一式を持ち、再びバイクにまたがると、
幌富バイパス(高速道路の無料区間)を突っ走り、
豊富幌加ICで降りて、到着したのは宮の台展望台。

サロベツみたいな原野は、やっぱり展望台から見るに限る!
しかもサロベツ原野の向こうは日本海なので、
夕陽に映えるサロベツ原野が見える展望台しかないっ!!
ってことで見つけたのが、この宮の台展望台だったのです。

展望台に到着したのは午後5時半。日没まで、まだ2時間弱ありますので、

たっぷり堪能することができます♪
展望台には、こんな棟もあって、見晴らしは抜群!

しかも、ほとんど人はいない。
着いた時に車が1台と、途中でライダー一人が来ただけで、
あとはずっと一人でした。
もう、ここで写真を撮りまくったので、以下、延々と写真だけ。。。(笑)




解説はいらないですよね?(笑)
向こうに見えるのは利尻富士。
サロベツ原野の向こうにある海は、よーく見たら、
海霧が湧いていて、利尻富士は霧の上に浮かんでいました。

ちょっと雲は多めでしたが、太陽の光と雲のグラデーションが素晴らしい。








こうして、素晴らしいショーは午後7時半におしまい。
再びキャンプ場に戻って、
ビール飲んで午後8時半に寝ました。

え?早いって?
そりゃ、もう眠かったですから・・・。なんたって朝の3時半から起きてますから・・・
この日はもう、あっという間に熟睡でした。