2012 MOTO-GPの動向 | タケシのありのまま日記

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旧名から変更しました。

バイクネタが長いことなかったので。。。
 
今年のMOTO-GPは、来月から始まります。
 
テストもだいぶ行われていますが、
 
今年の注目は、CRTです。
 
 
MOTO-GPもヨーロッパの不況で、参戦チーム数や台数が減ってしまい、
 
グリッドを埋められない事態となっています。
 
そこで、今シーズンから登場するのがCRT。
 
通常は、専用レーシングマシンしか参戦できないのですが、
 
このCRTの要件を満たせば、一部市販車ベースのマシンで参戦できます。
 
これで、参戦コストを下げ、参加台数を確保しようとする作戦です。
 
このCRTが、テストで専用レーシングマシンとどれくらい戦えるか、
 
ということが注目の的だったわけですが、
 
だんだん、その厳しい状態が分かってきました。
 
もともとテストに参加できるCRTチームも限られているのですが、
 
参加したチームは比較的資金的に余裕のあるチームが多い。
 
にも関わらず、テストでのタイムは、トップから5秒~8秒落ち。
 
1周で5秒以上も違うなんて、普通あり得ません。
 
レース中盤には周回遅れになる可能性が高いです。
 
同じレースを、違う種類のバイクが混走しているって感じですね。
 
まぁ、80年代後半のGPでも、同じような状況ではありましたが。。。
 
 
でも、専用レーシングマシンを開発できるメーカーは、
 
今となっては、ホンダ、ヤマハ、ドゥカティの3社になっていて、
 
ドゥカティも脱落したら、ホンダVSヤマハだけのレースになりかねません。
 
MOTO-GPの興行主は、それを恐れていて、CRTの方をメインにすることを狙っていると言います。
 
でも、少なくともホンダは、専用レーシングマシンを辞める気は無い!と断言しているようです。
 
レースをやる意味がないと。
 
 
でも、この先、大きな変化があるかもしれませんね~。
 
どちらにしても、いろんなバイクが面白いレースをしてくれることを望みます。