一人旅で思うこと | タケシのありのまま日記

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旧名から変更しました。

先日行ってきたバイク一人旅では、色々貴重な体験が出来ました。

その中でも、一人旅ならではの「自分を内観する」という機会だったという意味でも新鮮でした。
なかなか自然の中で一人寝泊りするという機会は無いですから。


なんども書いてますが、私は比較的?心配性な性分です。(笑)
今回の旅の前もいろいろ不安に悩まされました。

「何かトラブルが起こって行けなくなったらどうしよう・・・」
「行った先で何かあったらどうしよう・・・」
「何か忘れ物したらどうしよう・・・」

などと、まぁ些細なことなのですけれど、不安や心配の念がふわふわと湧いてくるのです。
これはもう昔からなのですね。何か楽しいことの前に、その楽しいことがぶち壊しになってしまうような事件が起こってしまうんじゃないかと心配になる。そして直前までドキドキ緊張してしまうのです。

それに今回はもう一つ。

「バイクの旅を楽しめなくなっていたらどうしよう」

という心配がありました。
今回のような本格的な旅は、かなり久しぶりでした。
この間にいろんなこと、つまり体調を壊したり色々あったわけですが、その中で自分のモチベーションというか、自分が好きなことに対する熱意というものが埃を被ってしまって、自分の中でそれを感じられなくなっていたのです。
これじゃいけないと、再びあれこれ積極的に活動しようと思いはじめてきたところなのですが、やっぱり昔の熱意というかモチベーションは、もう再び戻らないのではないかという恐れがあったのです。


しかし、最初の心配についてはやはり久しぶりという事もあり、なかなか払拭するのは難しかったですが、それでも少しは軽く考えることが出来た気がします。特に連休前に指導霊さんからのメッセージも受け取っていたので、その点に関しては安心できました。

そして後者の心配ですが、結果的には自分の気持ちを確認することが出来ました。
「今を楽しんでる自分」をはっきり感じることが出来たのです。
実は、ツーリングに出発して30分ほど経過した時でしょうか・・・高速道路を走っていた時ですが、不意に涙があふれてきたんです。自分でもビックリでしたが、なんとも言えない幸せな気持ちを感じていました。

「俺って、そんなに好きなんだなぁ~。バイクの旅って。」

と改めて思う共に、10年以上前のワクワク感が蘇ってきたことを確信しました。
ほんと、感謝感謝です。


また、夜寝泊りする時は、少しは寂しくなるかな~と思っていたのですが、実は全く寂しくありませんでした。と言うと「え~っ!」という不満の声が聞こえてきそうですが。(笑)
テントの中で、外の虫の音や水の音などをじっと聞いていたり、静かに目を閉じていたりすると、とっても心が安らぐのを感じました。そういう意味では人の少ないキャンプ場を選んで正解でしたね。
あと、疲れきっていたので寂しさを感じるまもなく寝ていた、という理由もありますが。(笑)

また、昼間走っている時も、たまにですけど一人じゃないような意識があったように思います。
ふと、指導霊さんをはじめ私を見守ってくださる方々のことを思い浮かべながら、目に飛び込んでくる景色を一緒に楽しみましょう~と思って走る時もありました。


そのお陰か、些細なことではありますが、何かと幸運なことがあったように思います。
すっかり忘れていたタイヤの空気圧のことも、直前に思い出して事なきを得たり、白バイと遭遇しても無事だったり(笑)、ツーリングの時間配分も完璧だったし、キャンプ場も迷わずたどり着けたし、焼きたてのパンが食べたくなったらお店が見つかったし、疲れてフラフラだったのに暫くグラウディングしたら復活したし・・・まぁ、些細ですが色々です。(^^;

そう言えば、帰りの高速道路でスピードメーターに目をやるたびに 111km/h を示していることが何度もありました。もちろん、意識してスピードを維持したわけではないです。
あまりに頻繁に続くので思わず笑ってしまいました。天使さんからのメッセージだったのだと思います。

とにかく、今回の旅では皆様に感謝です。
特に、快く送り出してくれたカミさんと子供たちには、ですね。