叔父さんのこと | タケシのありのまま日記

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旧名から変更しました。

先日、鹿児島にいる叔父さんが亡くなりました。

葬儀には出られなかったのですが、はるか東京の地からご冥福をお祈りしました。

でも、最初に亡くなったという知らせを聞いたとき、正直「残念」という思いはありませんでした。

突然ではなく、ここ数ヶ月の間、意識が無い状態が続いていたということもありますが、叔父さんの生き様を考えると、きっと思い残すことは無かったんじゃないかなと思ったからです。

叔父さんは、バイタリティがあっていろんな経験を積んできた人です。
そして、なによりも人生を楽しむことを第一としてきた人です。

その点で、私の父とよく比較されてました。

私の父は、真面目、堅物、仕事一筋の典型的な性格ですが、この叔父さんは正に対極にいたのです。
遊び第一で、よく羽目を外していたので、何度も死にかけたことがあったそうです。
なので、私の父と足して二で割ったらちょうどいいのに、なんて冗談も言われてました。

そう言えば以前の話ですが、父が叔父さんの生き方を羨ましがるような台詞を吐いたことがありました。
父ちゃんも、やっぱりそういう生き方に憧れるんだなぁと印象に残ったシーンでした。叔父さんも、父によく「もっと楽しまなきゃ!」と言ってましたっけ。

人が亡くなった時は、次の世界にすんなり行ける様に喜んで送り出すのが良いそうです。
次の世界でも人生を楽しめるようにと、エールを送る気持ちで祈らせてもらいました。

そして、叔父さん、ありがとう。
向こうの世界からも、父やみんなに元気を与えてくださいね。