最近読んだ本からです。
願いはかなうとか、引き寄せの法則という言葉があちこちで聞かれ、もうこれは疑いようのないことなんだろうな~と思いつつ、でも実際に自分で実践してみようとすると、なんだか半信半疑になってしまいます。
なにかしっくり来るものがないかなぁと思っていたのですが、先日読んだ本からちょっとヒントを得た気がします。
それは、願いは「願い」ではなく「目的」だということ。
なんとなく、こうありたいなぁ~とか、こうだったらいいなぁ~、といった漠然としたイメージしかないことが多いのですが、これだと「ただ望んでいる」という状態でしかなく、いつまでたっても「望んでいる」状態しか作り出せないということのようです。
たとえ話として、「将来、一戸建てがほしいなぁ」という漠然とした望みだったとして、そのままだと単に望んでいるだけなので「望んでいる」状態しか実現しないのですが、そこで「そのために少しずつ貯金をする」という行動に出るだけで、全く違ったものになります。
例え貯金する額が僅かでも、一戸建てを建てるという目的のために行動を起こすことによって、それまでの漠然とした「望み」が「目的」に変わるのです。そうすると、それが実現する可能性は飛躍的に高まります。さらに、建てる家のイメージを膨らませれば、実現度合いはもっと高まるでしょう。
なので、今はどう考えても無理なことでも、どうやって実現させるかは無視して、ゴールを明確にすることが大事なようです。
もう一度、ちゃんと自分の望みをはっきりさせてみたいと思います。
それから、もう一つ。
これも最近読んだ本から。
「人生で出会う出来事、そのものには意味はない」ということ。
よく、何でこんなことが起こったんだろう?などと考え込んだりします。
でも、考えても無駄だということ。
身の回りに起こる出来事は、自分や自分の周りの人たちが引き寄せる事象だと言われますが、その出来事、つまり結果は単に起こったことに過ぎず、それに意味を与えるのは自分しかいない。
つまり、その出来事に対してどう反応するかは自分が決めること、ということです。
一つの出来事に対して、人によって反応が全く違うことから分かるように、出来事そのものはある原因に対する結果に過ぎず、その出来事にどう反応するかによって自分の経験を作り出しています。
だから、出来事に対して笑うもよし、泣くもよし、怒るもよし・・・。どうするかは自分次第。
出来事は神様からの贈り物です。出来事を嘆くのはやめたほうがいいということ。
もし、その出来事を選びたくない場合は、自分で意識的に出来事を選ぶ、つまり自分で出来事を引き寄せるのが良いでしょう。
何度もこのような内容の本を読んできましたが、今日は少し理解が深まった気がします。