「新しき啓示」 | タケシのありのまま日記

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旧名から変更しました。

今回も、「神との対話」のニールさんの本の紹介です。

「新しき啓示」
ニール・ドナルド・ウォルシュ著
サンマーク出版


この本は、混迷を深める世界について、新しい啓示を求めたニールさんに応える神からのメッセージです。

ちょうど、9.11事件が起こった後に書かれたもので、世界中で起こっている悲劇についてどうすればよいかについて書かれています。

特に、人間同士の宗教対立について取り上げていて、なぜこんなことになるのか、宗教の元になる信念について新しい考え方を示しています。

日本人の私にとっては、そこまで宗教に染まっていないため、宗教的な信念が馴染みにくいところもありますが、でも、宗教の信念が宗教を信じていようがいまいが、全ての人々の考え方に大きく影響していることを実感しました。

人類は、このままではお互いの信念を押し通すために、取り返しのつかないことをしてしまう可能性があると言っています。と同時に、そうなるかどうかはあなたの決断次第だとも。
そして、地球では、今、目覚めようとしている人が急速に増えていて、大きな転換期でもあると言っています。

基本的な内容は、従来の神との対話をベースにしていますが、それでも毎回新しい気付きを与えてくれる本です。


一部の目次のみ抜粋します。

1章
現在の世界が直面しているのは、霊的な問題なのだ。
何をすべきか、という問題ではない。あなたがどんな行動を選ぶか、というのが大事なのだ。
現在の信念を超越するとは、否定することではなく「付け加える」ことなのだ。

3章
行動の奥にある信念に取り組まなければ、長い目で見た行動を変化させることはできない。
行動ではなく、信念を変えなさい。信念を変えられれば、行動は自然と変わってくる。
自分の世界観に照らして不適切なことは誰もしない。

9章
全ての人間は、特別な存在だ。あなたがたは全てメッセンジャーである。
最も高い自己に合わせて整えなさい。アナタの最も高い自己は「道」を歩むのだから。
愛に合わせなさい。愛は「道」だから。

14章
非難はあなた方の精神にある。有罪か無罪かを決めたがる、あなた方の精神の一部なのだ。
あなた方が知っている生命の形が続くことを望むなら、必要なのは機能的な行動だ。
いまでなかったら、いつなんだね?あなたでなかったら、誰なのだろう?

16章
「ただしい」とか「間違っている」ということはない。自分たちがどうありたいか、何をしたいかに照らして有効なことと、有効でないことがあるだけだ。
変わらない倫理など存在しない。進化する社会にはありえない。進化とは変化だから。

19章
「すぐれている」という人間の考え方は、あらゆる知的存在が生み出した中で、もっとも有害な概念だ。一番原始的なふるまいを、この考え方で合理化し、正当化してきた。
あなたがたは、違いによって自分たちを強くするのではなく、弱くしている。

25章
真実を言い、真実になりなさい。真実の言葉を使えば、魂は癒される。
混乱を終わらせるべき時だ。もう地上に地獄を作るのはやめたほうがいい。
生命を終わりにせず、自分の混乱に終止符を打ちなさい。