続いて、江原さんの「未来の創り方」(パルコ出版)を読みました。
どうせ読むんだからと「苦難の乗り越え方」を買った時に、一緒に買ってました。(^^;
こちらも、やはり「苦難の乗り越え方」と同じような感じで、今度は未来についての話です。
まず、全体的なところとしては、これも「神との対話」でも言われているように「何も考えずに生きている人が多い」ということに対しての警鐘となっていると思います。
考え方が浅かったり、目先のことばかりに捕らわれていたり、人に流されて自分で考えていないということに対して厳しく「それでいいのか?」と問いかけています。
自分の人生は自分で創るものです。
神が創造主であるのと同じ、一人一人の人間も個々の人生を創造していくのです。
人の人生と比べてはいけません。人は人、それぞれの道があるのです。他人の生き方を批判するのは良くありません。何が幸せかはその人しか分からないです。
江原さんは、団塊ジュニアの世代を、主体性の無い、何をして良いのか分からない「フランケンシュタイン世代」と言っています。
私も、ほぼその世代だと言って良いでしょう。
どうしてそんな世代が生まれてしまったのか、いろいろ理由はあります。江原さんも、分析されていますが、戦中戦後からこの流れは必然として生まれてきたのでしょう。
でも、誰かのせいにしても何にもなりません。
この世代に生まれてきた私たちの魂は、この世代でしか経験できないことを経験するためにやってきたのだと思います。自分の力で目覚めるために。
ついつい、ぼーっと生きてしまう時に、カツを入れてくれる本だと思います。