ヒプノセラピー受けました(その2) | タケシのありのまま日記

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旧名から変更しました。

足が見えた後、体のイメージを探ってみました。

すると不意に女の子のイメージが出てきました。15歳前後ぐらいの感じです。

海の近くに立っているようです。暖かい南の海のようです。でも、それ以上のイメージがはっきり分かりません。

特に感じるものも無いようなので、病気に関係する場面へ誘導を試みました。

暫くいろんなイメージが乱れた後、今度は雑踏の中に女の子が立っているイメージが出てきました。

広い建物の中に人がたくさん歩いています。

でも、そのシーンも特に感じるものも無く、病気との関係は分かりませんでした。

再び病気に関係する場面に移るよう誘導をやってみると、今度はまた海辺の景色が出てきました。でも今度は街の中の海辺です。
かなり大きな建物がたくさん見えます。

そこで女の子は遠くを見つめている感じがしました。歳はなんとなく20歳ぐらいに感じました。

そして、それまでと違う変化がありました。「寂しさ」を感じたことです。

ほんとに不意に強い孤独感を感じ、あっというまにぼろぼろ涙が出てきました。自分でも訳が分からないんですが、とにかく悲しかったんです。

次に、その悲しみの原因を探るため関係する出来事の場面に誘導されました。

すると、今度は暗い部屋の中にいるイメージが出てきました。窓の外は明るいのですが、部屋の中は真っ暗。入り口近くに立っているようです。

さきほどの20歳ぐらいの頃から数年前の時点のようです。

最初はあまり何も感じなかったのですが、セラピストの質問に答えているうちに、部屋のなかが荒らされているのに気がつきました。

その瞬間です。不意に「家族が殺された」と直感しました。と同時に強い悲しみに襲われ、また涙がぼろぼろこぼれました。

誰かの遺体はありますか?

そう質問され、部屋の中を見回してみると誰か倒れているのが分かりました。これも直感で「お母さん」と感じました。

父親や他の家族は見当たりませんでした。

そして、最後にその女の子の人生の最後に誘導されました。

見えるのは緑豊かな田舎の一軒家。そこで一人で暮らしているようでした。ここでも感じたのは「孤独感」。一人寂しく死を迎えたようです。

その女の子からのメッセージは何かを感じてみました。

すると、家族を失った深い悲しみと恐れ、孤独感を癒したい、今の家族を大切にしてほしい、というニュアンスのイメージが浮かびました。


・・・ここまでがヒプノセラピーでの体験でした。

催眠が終わった時は、すでに1時間半近く過ぎていて、びっくり。確かに最後のほうはかなり疲れてきました。でも終わった時は、なんとも言えない満足感がありました。

今回の体験ですが、映画のようなクリアなイメージが出てくるわけではなく、また雑念が浮かんだりしたので、「これは私の過去世に間違いない!」と確信できたわけではありません。

ですが、これだけははっきり言えます。途中で感じた深い悲しみや孤独感ははっきりしたものであり、これを感じることによって私もとても幸せな気分になれました。

この体験の翌日、自宅で瞑想をしていたのですが、またセラピーのときの感覚がが戻ってきました。そして悲しみが癒される嬉しさを感じ、今度は嬉し涙がぼろぼろこぼれました。

私の病気との直接の関係はよく分かりませんが、こんな感動的な体験が出来たので、きっと何か良い影響があるはずだと思っています。

実際、毎日感じていた漠然とした不安感が薄らいだ気がします。

今朝は綺麗な虹の夢も見ました。なんだか光が見えてきたような気がして、嬉しいです。