前田淳さん、安らかに | タケシのありのまま日記

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旧名から変更しました。

恐らく日本で唯一の公道レーサー、前田淳さんが亡くなりました。

今朝の新聞で知ったのですが、ショックでした。

前田選手は、イギリスで行われた公道を使ったバイクレースに参加していました。
公道レースとは、普通の一般道を使ったレースです。
時速200km以上のスピードで駆け抜けるのですが、公道なのでガードレールや壁などがあり、サーキットでやる通常のレースよりもはるかに危ないレースです。実際、毎年、数人が亡くなっていました。

私は、とくに前田選手のファンだったわけでもありません。
たまたま、いつも読んでいる雑誌にコラムが連載され、前田選手のことを知りました。

でも、公道レースの危険性は知っていたので、なぜこんな危ないレースに参加するのだろう?とずっと疑問に思っていました。その疑問は今でも解けたわけではありませんが、コラムを読むうちに、前田さんのパワーというか、エネルギーというか、そういうものを感じるようになりました。なので、なんとなくコラムが気になっていたのです。

今回のレースに参加していることも知っていて、しかも東京都知事がレースを視察に訪れていて、前田選手を激励したという内容も、新聞に出ていました。そのとき、他車に追突されて怪我をしたので、都知事がお見舞いにいったとも書いてあったので、ちょっとした怪我で済んだんだろうと思っていたのですが・・・。

とにかく残念です。
御冥福をお祈りするばかりです。